2008年5月12日

富山大学 武藤君起訴に怒り 「ゼネストで反撃」を宣言

週刊『前進』06頁(2342号6面3)(2008/05/12)

富山大学 武藤君起訴に怒り
 「ゼネストで反撃」を宣言

 4月30日、国家権力は富山大学の仲間の武藤淳範(あつのり)君を起訴した。大学構内でビラをまいて逮捕・起訴だ。権力・富大当局よ! 反撃は法大、富山大を始め全国学生のG8サミット粉砕ゼネストでたたきつけることを宣言する!
 国家権力は世界の革命情勢に恐怖している。武藤君の起訴は資本家階級と労働者階級の最先端攻防であり世界の革命情勢と一体だ。世界中でまき起こる労働者のスト! スト! ストの波! 5月1日のメーデーにはILWUが「アフガン・イラク戦争阻止」で米西海岸を封鎖、これに連帯しイラクの石油労働者、港湾労働者が連帯ストを打ち抜いた。戦争当事国同士の労働者が「労働者はひとつだ」と連帯し帝国主義と闘う感動的な団結。革命はすぐそこだ!
 「サミット粉砕」のビラをまいて逮捕・起訴とはわかりやすい! 権力は学生の怒りが資本主義打倒に発展するのが怖いのだ。だが見せしめ逮捕で学生の決起をつぶすことはできない。起訴で学内に革命的分岐が起き、全学連と学生の議論が巻き起こっている。学生の怒りはストレートに団結と革命を求めている。弾圧がサミット粉砕の団結に転化している。「弾圧なくして団結なし。団結なくして弾圧なし」!
 武藤君を権力に売り渡した富大当局は許せない。ゼネストと一体の裁判闘争で、西頭学長を始め腐りきった大学当局を法廷に引きずり出し、富山地裁を震え上がらせる労働者・学生の団結をつくり出す。ビラまき妨害。暴力学生を使った全学連への襲撃。デッチあげ処分。職員の学内徘徊とクラス討論弾圧。講演会には職員30人〜40人を動員しての妨害。学部教官を連れ出して闘う学生の面割りまで! 人間の誇りを奪い、競争と支配で学生を資本家の賃金奴隷に育成する。人間解放の教育・大学が資本主義最後の牙城(がじょう)となっている。
 サミット粉砕の全国学生ゼネストは、大学を資本主義から解放し、労働者とともに革命をやる闘いだ。富山大学の学生は武藤君とともにサミット粉砕のゼネストに立つ!