イラク港湾労組の手紙 「ILWUの兄弟姉妹の皆さん」
週刊『前進』06頁(2342号2面3)(2008/05/12)
イラク港湾労組の手紙
ILWUの兄弟姉妹の皆さん。
イラク戦争と占領に抗議してメーデーストを決行する勇気ある決断は、われわれの闘いを前進させてくれます。
労働者だけがより良い世界をつくることができるということにわれわれは確信を持っており、あなた方の行動はその実例であり、証左です。労働運動こそ政治の現状を人類の利益のために変えることのできる社会の中で唯一の要素です。われわれは、あなた方を尊敬し、米国政府の野蛮行為に対する勝利まで、あなた方を支持します。
過去5年にわたって、占領が生み出した宗派ギャングは労働者の中に対立を持ち込もうとした。労働者や居住地域、市場などを標的にし、無差別に爆発物や迫撃弾を使い、銃を乱射したことは、社会を破壊しようとする大きな企みの一部だったが、彼らの凶悪な目的の達成は惨めに失敗しました。われわれは今、占領当局と宗派民兵の狙いの双方に打ち勝つために奮闘しています。
かいらい政権は、政府にコントロールされた単一の官製組合を押し付けようとしてきた。民営化を進め、石油・ガス法を制定しようとし、労働者の利益に反して占領を支えてきました。
われわれ港湾労働者の利害はイラクや世界の労働者の利害と不可分だと考えます。そのため労働者の生活条件を改善し、占領当局のあらゆる策動に勝利する決意です。
メーデー万歳!
国際連帯万歳!