2008年4月21日

富山大 “不当逮捕は勝利” 学内に登場、新入生と合流

週刊『前進』06頁(2340号6面5)(2008/04/21)

富山大 “不当逮捕は勝利”
 学内に登場、新入生と合流

 A君の不当逮捕はむしろ大勝利だ。学生の団結で奪還するぞ!
 4月16日、富山大の学生は15日の仲間の不当逮捕にも一歩も引かず、最高の団結でキャンパスに登場した。何が「建造物侵入」「部外者」か! そんなことは関係ない。新入生に「資本主義をぶっ倒す革命を一緒にやろう」と訴えたことに対する完全な不当弾圧だ。本当にわかりやすい弾圧だ!
 この間、大学当局は、休み時間という休み時間に何十人もの職員を動員して徘徊(はいかい)させ、一つひとつクラスを回りビラ配りを闘う学生を暴力的に弾圧してきた。16日に企画していた織田全学連委員長の講演会に対して「参加禁止」通告まで出したのだ。
 それでも続々と決起する学生に対して、見せしめでA君を不当逮捕したのだ。クラスにビラを配布したA君を大学が拘束し、ものの数分で私服警官が十数人も突撃してきたのだ。完全な不当逮捕である。
 16日の闘いは大勝利だった。当日企画していた「全学連委員長・織田講演会」の織田君を含め、逮捕覚悟で団結を固め、朝からの新入生のクラスに突入し、大学職員と大激突しならが不当逮捕弾劾をアジり、熱く革命に決起することを訴えた。
 昼休みには、学生会館前の広場でマイクを握り、富山大生と織田君の大アジテーションで反撃した。たまらず大学当局は30人ほどで隊列を組んで突っ込んできた。職員と衝突しながら引きずり出され学外に出されるも、正門前にはアジテーションを聞く約100人の学生が集まった。大学側に悪乗りする学生が生まれても「仲間が不当逮捕されている。おれは真剣だ。絶対取り戻す」「学生は団結しよう。こんな大学当局、資本主義を革命しよう」と一歩も引かない訴えとわれわれの団結に、多くの学生がビラを受け取り激励の声をかけていた。大きな分岐が生まれている。
 A君不当逮捕は革命情勢の現れだ。富大はA君を取り戻すため、さらに団結を固めて闘う。全国の学生は団結し、全国ゼネストをやろう。