貨物協が団結集会 動労千葉 大幅賃上げ・要員実現へ
週刊『前進』06頁(2336号3面4)(2008/03/24)
貨物協が団結集会
動労千葉 大幅賃上げ・要員実現へ
3月14日に春闘第1波24時間ストを闘った動労千葉は18日、千葉市内で貨物協議会の春闘総決起集会を開催した。50人の組合員が結集し、「ベアゼロ回答打破・要員要求」実現へ団結を打ち固めた。
許せないことに貨物職場では00年から8年間もベアゼロのままである。しかも要員不足で労働者は過重な勤務を強いられている。一切の犠牲と矛盾を労働者に押しつけながら、貨物会社は「経営努力で黒字に転換した」「ベアを実施すれば会社の体力に影響する」などと言ってベアを拒否し続けている。組合員の怒りは頂点に達している。
冒頭、貨物協議会の大竹哲治議長が主催者あいさつを行い、要求実現へ断固団結して闘うことを訴えた。田中康宏動労千葉委員長はあいさつで、資本主義の行き詰まりと対決する階級的労働運動の重大性を訴えた。
君塚正治副委員長がこの間の交渉報告と合理化計画「ニューストリーム2007、2011」の批判を行い、分割・民営化攻撃の破綻(はたん)を明確にした。清水匠・貨物協事務長の基調報告のあと、組合員が要求貫徹と組織拡大に向かって断固闘う決意を表明した。動労千葉の闘う団結は一層強固に打ち固められた。