2008年3月24日

根津さん解雇絶対阻止せよ! 3・27~28都教委闘争へ

週刊『前進』06頁(2336号1面2)(2008/03/24)

根津さん解雇絶対阻止せよ!
 3・27~28都教委闘争へ
 根津さんへの解雇攻撃を絶対に粉砕しよう!

 3月28日(金)午前10時、都庁第2庁舎で東京都教育委員会の定例会が開かれる。この場で都教委は、卒業式での「君が代」強制に対し不起立を貫いた都立学校の教育労働者に対し処分を下すことを審議・決定しようとしている。しかも非公開でだ。絶対に認めることはできない。特に根津公子さん(南大沢学園養護学校)、河原井純子さん(八王子東養護学校)の2人に対して狙われている重処分=解雇攻撃を労働者階級の力で必ず粉砕しなければならない。
 根津さんはこの2~3月、英語で「日の丸・君が代反対」と書かれたトレーナーを作業衣として着用していたことを理由に、職務専念義務違反、職務命令違反をデッチあげられそうになった。これに対し根津さんは連日都教委を訪れ、教育長、人事部長らとの面会を求め、公開質問状への回答を要求し、抗議・申し入れ活動を徹底的に行ってきた。都教委職員は根津さんの行く手をさえぎりながら、まともに目も合わせることもできず、追いつめられ、だんまりを決め込むのみだ。この一連の行動によって、卒業式を前にした処分策動は完全に打ち砕かれた。
 したがって、都教委定例会前日・当日の27、28日の行動こそ、根津さんの解雇を許すのか否かの正念場だ。結集した労働者人民の圧倒的な怒りと気迫で、根津さんへの解雇処分攻撃を絶対に粉砕しよう。
 何より根津さん自身がこの日の都教委包囲に向けてまなじりを決して猛然と決起している。そして、心をひとつにして不起立を貫いた教育労働者がともに闘っている。
 石原都政は動揺と混迷の極みだ。調子づいていたころの面影はどこへやら、青息吐息で憔悴(しょうすい)しきった石原の顔を見よ。こんな連中は、労働者の力で十分打倒できる。27、28日の行動に全力で駆けつけ、都庁を人波で包囲し、処分攻撃への抗議・弾劾の声で埋め尽くそう。