2008年3月31日

3・16渋谷不当逮捕 4人を奪還!

週刊『前進』06頁(2337号6面4)(2008/03/31)

3・16渋谷不当逮捕 4人を奪還!
 完黙と職場の団結で勝利

 3月16日の全世界一斉デモで不当逮捕された4人の仲間が26日夕、全員奪還された。完全黙秘・非転向を貫く4人の闘いと、職場・街頭でわき上がる労働者の不当逮捕への怒りの決起がかちとった大勝利だ!
 26日夜、仲間たちが集まり、報告集会が開かれた。ただちに4人の被逮捕者が発言した。
 「弾圧で団結がますます広がった。大勝利だ」「取り調べで公安刑事が言うことは、革命に確信を持たせることばかり。『これは勝ったな』と思った。この団結で革命にまい進していく」「彼らが一番恐れているのが『革命』であることがよくわかった。彼らは、労働者が今、本当に立ち上がっていることをまったくわかっていない。本当に『弾圧、どーも!』です」「取り調べで『労働者の地位向上のための活動はいい。だけど職場を越えた団結はダメ。革命はダメ』と言ってきた。わかりやすい! 私たちの革命のための闘いに最もビビっている。職場の仲間が私の奪還のために闘っていると聞いて、鳥肌が立つほどうれしかった。私たちこそすべての労働者の希望の光だと確信した」
 3月9日の国際婦人デー集会のデモで逮捕された青年労働者は「職場に戻ったら『頑張れよ』と温かく迎えてくれた。かけがえのない仲間たちです」と報告。「この力で、星野文昭さんと法大弾圧の内田君を取り戻そう!」と呼びかけた。
 続いて、奪還のために職場や街頭で闘いぬいた仲間たちが次々発言した。「『逮捕したことを後悔させてやる』という思いで闘ってきた。職場ではこの10日間、逮捕への怒りが広がり、仲間の団結はますます強まった。逮捕は許せないけれど、おかげで闘いはさらに広がった」「弾圧がチャンスになるのは、仲間がいるからだ」などの発言が続いた。
 3・9弾圧でも3・16弾圧でも、職場では資本と組合幹部が被逮捕者への悪意に満ちたキャンペーンを展開し、労働者を震え上がらせようとした。しかしその重圧を突き破って、職場の仲間たちが「逮捕の狙いは『職場で闘うことをやめろ』ってこと。団結の力で仲間を取り戻そう!」と猛然と闘いぬいた。職場に分岐が生まれ、当局・組合幹部の攻撃を打ち破る力が爆発的につくり出された。この力が6人の仲間の奪還を実現したのだ。職場の団結はますます強まり、次々と活動家が生み出されている!
 「弾圧はチャンス」「弾圧ありがとう」「弾圧には団結を」がすべての青年労働者の合言葉になった。この団結の力で突き進もう!