2010年6月 6日10:08

コンルータス大会2日目、動労千葉の提出した動議を採択!

 現地時間6月4日、コンルータス大会2日目が昨日に引き続き開催され、大会に提出された様々な動議の採択が行われた。動労千葉が提出した「新自由主義と対決し、国鉄1047名解雇撤回、民営化・外注化反対して闘おう」と11月集会への結集をよびかけた動議も採択された! 午前、午後の合間に行われた分科会では、動労千葉はコンルータスの最大党派であるPSTU(統一社会主義労働者党)からロングインタビューを受けた。さらに全学連もサンパウロ大学占拠闘争を闘った学生と交流。動労千葉全学連への注目度はものすごく高い。「動労千葉の発言の原稿はないか」などと、3日の発言を聞いて言い寄ってくる人もいる。

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2010年6月 5日01:59

コンルータス全国大会で動労千葉が渾身のアピール!

 動労千葉全学連がついに南米大陸に上陸! ブラジルをはじめ全世界の労働者・学生と圧倒的な交流をかちとっている。現地時間6月3日、コンルータス全国大会が始まった。2000人の代議員が結集する中、動労千葉の照岡清一いすみ支部長が本部を代表して渾身のアピールを行った! 照岡支部長は、「6月13日には、新自由主義攻撃と闘う新たな全国運動をスタートする」「われわれは5波のストライキで外注化を阻止した。団結した労働者の闘いこそが社会を変革し歴史をつくる力だ! 全世界の労働者の国境を越えた団結が必要だ。ブラジルの同志のみなさん! 心はひとつだ」と11月労働者集会を断固よびかけた。

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2010年6月 1日23:35

総工会のスト破壊行為を蹴って、中国ホンダ労働者のスト続く

 中国広東省仏山の中国ホンダ部品工場のストは、5月31日、公認の労働組合である地元の総工会のスト破壊行為を蹴って、依然として続いている。企業の側は3度目の賃上げ回答をしたが、355元の賃上げでしかなく、要求の800元とは依然隔たりがある。総工会の反革命的襲撃は、このストが賃上げ要求とともに、工会の再編と工会幹部の再選挙を求めていることに対する弾圧である。日帝資本と中国スターリン主義は、ストの火が他に波及することに恐怖し、総工会を手先に使って暴力的鎮圧を狙ったのだ。これに対して、いったん仕事に復帰しようとしていた一部の労働者も含めて、再び怒りが燃え上がり、ストは続いている。写真は地元総工会(黄色の帽子)による襲撃と闘うスト労働者。

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2010年5月28日20:46

労働者のストにより、ホンダの中国全工場が生産ストップ

 5月24日から中国・広東省仏山のホンダの部品工場(1700名余が就業している)でストライキがあり、今日もなお続いている。この工場は自動車の変速器(トランスミッション)をつくる工場で、この工場から部品供給を受けているホンダの中国に4つある完成車組み立て工場が全部、操業停止に追い込まれた。
 争議は5月17日に、100余人の変速器組み立て職場の労働者が率先して大幅賃上げ要求(2000元から2500元)のストに入ったことから始まった。会社側が回答をすぐ出すと約束し、いったんストは収まったが、21日に「200元しか上げられない」との回答を受け労働者側は再度ストに入る。さらに会社側がストを率先して率いていた労働者を解雇したので怒りが高まり、全面ストに突入して今日に至っている。

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2010年5月26日00:58

英航空労働者が5日間ストライキに突入!

 英航空・ブリティッシュエアウェイズBAの客室乗務員労組は、前回のストライキの後の1ヶ月間の屈辱的交渉を断固決裂させ、再び5月24日深夜からストライキに突入した。今回は今後3回やる「5日間スト」の第1回目だ。怒りの決起は、短距離線の5割、長距離線の4割を運休にたたき込んでいる(写真はストに決起して組合の2階建てバスでピケットに向かう労働者たち。バスの側面には会社名をもじってBRUTISH(むごい)AIRWAYSと大書きしている)。

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2010年5月23日17:39

ギリシャのゼネストが革命勝利の時代を告げ知らせる

 5月20日、ギリシャ労働者は再びゼネストに立ちあがり、8万5000人が街頭デモと集会に決起した(写真はゼネストに決起してアテネをデモ行進する労働者)。今回のゼネストは世界を震撼させた5月5日のゼネストへの大反動をぶち破って、あくまで絶対反対のギリシャ労働者の意志を決然と示した圧倒的なストライキである。ストに決起した労働者は「われわれの怒りはますます激しくなっている。ゼネストはまだ始まりにすぎない。来週は電力スト、地方議会に対する緊縮法案に対する抵抗闘争を始める」「われわれは闘い続ける。絶対に譲歩しない」と誇り高く語っている。

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2010年5月 2日22:49

オバマの移民弾圧にロサンゼルス、シカゴで10万人のデモ

 5月1日、全米各地で大きなデモが行われた。特に、ロサンゼルス、シカゴではそれぞれ10万人が結集した。4月23日アリゾナ州で成立した移民弾圧法に対する怒りで、2006年以来の大デモになった。シカゴでは、メーデーの準備過程でもアリゾナの新州法反対の座り込み闘争が行われた。
 (写真はロサンゼルスのデモ。写真下では十字架の形をしたプラカードに「オバマよ、これ以上移民を殺すな、合法化せよ」のスローガンが掲げられている)

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2010年5月 1日01:02

米オークランド教組が全市でストライキ

 

 米カリフォルニア州オークランドで、4月29日、全市の学校が一日ストライキに突入した。早朝、5時半から組合員、保護者、生徒、地域住民が各学校前に結集し、6時~11時にピケットを張った。学区当局のスト破り導入策動にもかかわらず、全校が完全に停止した。昼は、市役所前、オガワプラザ(3月4日に全学連訪米団が参加した集会が行われた場所)でストライキ集会をした(写真)。そして2時から再び全校でピケットを張った。学区当局ビル前では全日ピケットが張られ、ビルは封鎖された。オークランド市全体が完全に学校ストで制圧されたのだ。

 

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2010年4月17日01:30

イギリスで公共部門の民営化に反対する大デモ

 与党・労働党と野党・保守党の民営化攻撃、公共部門の削減攻撃に反対して1万人以上の公共部門の労働者が参加した数万人の集会とデモが4月10日、イギリスのロンドンで闘いぬかれた(写真)。きたる5月の総選挙を直前にして、労働者の大デモがたたきつけられたのだ。
 集会は、ロンドン中心部のトラファルガー広場で開催され、その後ロンドン市街を大挙デモ行進した。公共部門の主要な労組であるイギリス公務員労組(ユニゾン)の代表は、「絶対的に必要なものを提供し続けている公共サービスにおいては民間企業に頼ることはできない」と述べ、「民営化の失敗の結果として、代償を支払わされているのは普通の人民であり、そうしたときに銀行家たちは退職し数百万ポンドの年金をもらって守衛のいる邸宅に住んでいる」と批判した。

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2010年4月 8日23:17

フランス国鉄で今年3度目のストライキ!

 3月23日の100万人全国スト・デモに続いて、フランス国鉄(SNCF)労働者の全国ストライキが4月6日から8日まで続いている。サルコジ政権が強行する激しい人員削減・民営化攻撃に抵抗する今年3度目の怒りのストライキだ。フランス労働総同盟(CGT)と鉄道労組(Sud―Rail)がよびかけ、高速鉄道TGVの3分の1、全国の在来線の約半分を運休、全国の鉄道ダイヤを大混乱にたたき込み、フランス国鉄に1日2000万ユーロの大損害を与えている。(写真は7日、ストで鉄道が止まったパリの駅)

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2010年3月31日17:00

BA客室乗務員、第2波ストで団結拡大の大勝利!

ba-st1.jpg 英最大の航空会社ブリティッシュ・エアウエイズ(BA)の客室乗務員労組は、3月20~22日に決行した第1波スト(既報)に続き、4日間の長期第2波ストを3月27~30日、断固として貫徹した。資本はこの日のために1000人のスト破り要員と11カ国からスト破り飛行機をかき集め、政府・メディアを総動員したストバッシングを繰り広げたが、1万2000人もの労働者がストに突入し、イギリス最大のハブ空港ロンドン・ヒースロー空港で41%をキャンセルにたたき込んだ。資本が最も大切にしていた遠距離便はたった30%の運行。ストの影響を少なくごまかしている資本ですら一日550万ポンド(7億7千万円)の損害・敗北を認めざるを得なかった。写真 青年労働者を先頭に組合旗とBAのCEOウォルシュの顔を持ってデモする客室乗務員。3月29日ヒースロー空港前

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2010年3月27日13:39

フランスで100万人が「反サルコジ」の全国スト・デモ!

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 フランスで与党が地方選で大敗した2日後の3月23日、5大労組全国組織による公務員労働者の全国一斉ストライキと街頭デモが闘われた。労働者・学生ら約100万人が職場・学園でストに突入し、177カ所でデモを行った。サルコジ政権の世界大恐慌と国家財政危機の突破をかけた反動攻勢に対する反撃だ。労働者たちは「政府の政策は雇用、賃金、年金、労働条件、生活水準を破壊・悪化・低下させる」と怒りを爆発させて立ち上がった。スト参加率は国鉄で28・3%。サルコジによって2007年に導入されたストライキ中の最低限サービス保障制度(スト破り法)にもかかわらず、長距離高速列車の50%、TGV(仏新幹線)の35%が運休するに至った。写真 仏西部レンヌで、年金問題や雇用問題などに対する全国規模の抗議活動に参加する人びと 3月23日)

 

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2010年3月24日20:58

イギリスで体制内派の制動ぶち破る客室乗務員スト!
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 英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の客室乗務員労組が、3月20日から3日間の第1波ストライキに決起した。昨年末に会社が打ち出した大リストラ計画に反対してスト権を確立して以来、全力でストを阻止しようとした政府・資本と体制内労働組合指導部との、司法をも巻き込んだ激烈な攻防に勝ち抜いてのスト突入だ。メディア、経営、保守党と労働党政府による激しい批判をのりこえて、航空労働者の怒りはイギリス発着の約3分の1、1000便以上を欠航にたたき込み、スト終了後もイギリスの空は大混乱、会社に36億円を上回る大損害を与えた。(写真はストに突入した客室乗務員たち)

 

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2010年3月18日08:21

イタリアでも100万人のストライキ!

 3月12日、ついにイタリアでも、極右・ベルルスコーニ政権の経済政策に反対してストライキがたたきつけられた。イタリア最大のナショナルセンターCGIL(イタリア労働総同盟)が呼びかけ、学校や病院などで8時間、交通機関では4時間のストライキに決起。首都・ローマの数十万のデモをはじめ全国各地で集会・デモが闘われた。アリタリア航空では10時から14時、鉄道では14時から18時など時間差の波状ストライキで、バスや地下鉄など近距離交通も含めて終日、運休や遅れなど大きな影響を与えた。写真はストライキに決起し、デモに立つローマの労働者

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2010年3月11日23:27

ギリシャで今年第2波目のゼネスト!

 3月11日、再びギリシャの労働者は午前零時から全国24時間ゼネストに決起した。ギリシャの全労働者500万人の半数を組織する公務員の労組と民間の労働組合が共同で呼びかけ、学校・大学・病院・公官庁は閉鎖、バス・鉄道・地下鉄、すべての航空、フェリーも停止、ラジオやテレビも一切止まった。写真は3月10日、オリンピック航空の民営化で解雇された労働者がゼネストに向け、アテネ中央の事務所前でバリケードを張って抗議。

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2010年3月10日11:30

イギリスで公務員労働者27万人がストライキ!

イギリスで6番目の巨大労組、PCS(公務・民間サービス労組)が3月8日午前零時から48時間の全国ストに突入した。組合員37万人のうち公務職場で働く27万人が対象。PCSはイギリスの公務員労働者の約半数を組織する公務員の最大労組だ。裁判所や議会、中央官庁、職安、博物館、港湾、緊急通報電話を含むロンドン警視庁の職員などがストに決起。議会前を始め、ロンドンだけで500ヶ所以上のピケラインが形成された。写真はストに決起して街頭デモをする労働者(3月8日ロンドン)

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2010年3月 5日21:24

全学連訪米団、3・4の歴史的闘いに参加!

 全学連訪米団は3月4日、午前7時から12時まで、カリフォルニア大学バークレー校でのピケットに、活動家たちとともに参加した。全学連は独自の横断幕を掲げて、元気にピケットを貫徹した(写真上)。その後、オークランド中心街に向かって8㎞の長距離デモに出発。デモは3000人の隊列で道路いっぱいに展開して戦闘的に行われた。このデモの最も目立つ「Fight back(反撃だ!)」と書かれた横断幕(写真下)の近くに、全学連旗と全学連東北大支部の旗が翻った。

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2010年2月26日00:22

250万のギリシャ・ゼネスト決行!

 ギリシャの労働者は全ギリシャ社会主義運動党(PASOK)政権の発表した公務員の賃金凍結、増税や年金支給年齢の引き上げなどを含む緊縮財政政策に反対し、予告通り2月24日、約250万人(人口の4分の1)が参加する空前のゼネストに決起した。10日に行われた50万人の公務員ゼネスト(既報)に約200万人の民間労働者が合流したのだ。公共・政府事務所、学校、大学、病院、空港に加え、鉄道、バス、フェリーも全国的にストップし、税関や裁判も停止、アクロポリスなど考古学や旅行の遺跡などもすべて閉まった。組合に加入するマスコミ労働者もストライキに突入し、すべての新聞が休刊した。
 首都アテネでは約4万人がデモを行い、青年たちは機動隊と激突した。

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2010年2月23日15:43

フランスで製油所の労働者が無期限スト

 2月17日以来、フランスのトタール石油会社の6つの製油所で労働者たちが無期限ストに突入している。フランス北部のダンケルクの近くのフランドル製油所の仲間たちの闘いを支援するために、全国各地の製油労働者たちが決起したのだ。フランドル製油所は生産削減のために閉鎖されようとしており、会社側は800人の労働者を解雇しようとしている。これに対して、フランドルの製油労働者がまず閉鎖反対、解雇粉砕を掲げてストライキに入った。(写真はストに突入し、事務所を占拠したフランドル製油所の労働者)

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2010年2月23日08:21

ルフトハンザでドイツ史上最大の航空ストに突入

 2月22日、約4500人のルフトハンザのパイロットが雇用保障と賃上げを求め、深夜0時からストライキに突入した。予定通り4日間貫徹されれば、ドイツ航空史上最大のストライキとなる。すでに800便が欠航し、数万人が影響を受けた。連日通常の約3分の2が欠航になる見通しだ。ストに突入した労働者は「より低賃金の子会社のパイロットに仕事を移し、労働条件が下げられている」と資本の外注化攻撃を弾劾し、海外の子会社のパイロットの条件も同じにするように要求している。(写真はストで3分の2が欠航したルフトハンザ機)

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