2010年6月 6日10:08
2010年6月 5日01:59
2010年6月 1日23:35
中国広東省仏山の中国ホンダ部品工場のストは、5月31日、公認の労働組合である地元の総工会のスト破壊行為を蹴って、依然として続いている。企業の側は3度目の賃上げ回答をしたが、355元の賃上げでしかなく、要求の800元とは依然隔たりがある。総工会の反革命的襲撃は、このストが賃上げ要求とともに、工会の再編と工会幹部の再選挙を求めていることに対する弾圧である。日帝資本と中国スターリン主義は、ストの火が他に波及することに恐怖し、総工会を手先に使って暴力的鎮圧を狙ったのだ。これに対して、いったん仕事に復帰しようとしていた一部の労働者も含めて、再び怒りが燃え上がり、ストは続いている。写真は地元総工会(黄色の帽子)による襲撃と闘うスト労働者。
2010年5月28日20:46
5月24日から中国・広東省仏山のホンダの部品工場(1700名余が就業している)でストライキがあり、今日もなお続いている。この工場は自動車の変速器(トランスミッション)をつくる工場で、この工場から部品供給を受けているホンダの中国に4つある完成車組み立て工場が全部、操業停止に追い込まれた。
争議は5月17日に、100余人の変速器組み立て職場の労働者が率先して大幅賃上げ要求(2000元から2500元)のストに入ったことから始まった。会社側が回答をすぐ出すと約束し、いったんストは収まったが、21日に「200元しか上げられない」との回答を受け労働者側は再度ストに入る。さらに会社側がストを率先して率いていた労働者を解雇したので怒りが高まり、全面ストに突入して今日に至っている。
2010年5月26日00:58
2010年5月23日17:39
2010年5月 2日22:49
2010年5月 1日01:02
2010年4月17日01:30
与党・労働党と野党・保守党の民営化攻撃、公共部門の削減攻撃に反対して1万人以上の公共部門の労働者が参加した数万人の集会とデモが4月10日、イギリスのロンドンで闘いぬかれた(写真)。きたる5月の総選挙を直前にして、労働者の大デモがたたきつけられたのだ。
集会は、ロンドン中心部のトラファルガー広場で開催され、その後ロンドン市街を大挙デモ行進した。公共部門の主要な労組であるイギリス公務員労組(ユニゾン)の代表は、「絶対的に必要なものを提供し続けている公共サービスにおいては民間企業に頼ることはできない」と述べ、「民営化の失敗の結果として、代償を支払わされているのは普通の人民であり、そうしたときに銀行家たちは退職し数百万ポンドの年金をもらって守衛のいる邸宅に住んでいる」と批判した。
2010年4月 8日23:17
2010年3月31日17:00
英最大の航空会社ブリティッシュ・エアウエイズ(BA)の客室乗務員労組は、3月20~22日に決行した第1波スト(既報)に続き、4日間の長期第2波ストを3月27~30日、断固として貫徹した。資本はこの日のために1000人のスト破り要員と11カ国からスト破り飛行機をかき集め、政府・メディアを総動員したストバッシングを繰り広げたが、1万2000人もの労働者がストに突入し、イギリス最大のハブ空港ロンドン・ヒースロー空港で41%をキャンセルにたたき込んだ。資本が最も大切にしていた遠距離便はたった30%の運行。ストの影響を少なくごまかしている資本ですら一日550万ポンド(7億7千万円)の損害・敗北を認めざるを得なかった。写真 青年労働者を先頭に組合旗とBAのCEOウォルシュの顔を持ってデモする客室乗務員。3月29日ヒースロー空港前
2010年3月27日13:39
フランスで与党が地方選で大敗した2日後の3月23日、5大労組全国組織による公務員労働者の全国一斉ストライキと街頭デモが闘われた。労働者・学生ら約100万人が職場・学園でストに突入し、177カ所でデモを行った。サルコジ政権の世界大恐慌と国家財政危機の突破をかけた反動攻勢に対する反撃だ。労働者たちは「政府の政策は雇用、賃金、年金、労働条件、生活水準を破壊・悪化・低下させる」と怒りを爆発させて立ち上がった。スト参加率は国鉄で28・3%。サルコジによって2007年に導入されたストライキ中の最低限サービス保障制度(スト破り法)にもかかわらず、長距離高速列車の50%、TGV(仏新幹線)の35%が運休するに至った。(写真 仏西部レンヌで、年金問題や雇用問題などに対する全国規模の抗議活動に参加する人びと 3月23日)
2010年3月24日20:58
2010年3月18日08:21
2010年3月11日23:27
2010年3月10日11:30
2010年3月 5日21:24
2010年2月26日00:22
ギリシャの労働者は全ギリシャ社会主義運動党(PASOK)政権の発表した公務員の賃金凍結、増税や年金支給年齢の引き上げなどを含む緊縮財政政策に反対し、予告通り2月24日、約250万人(人口の4分の1)が参加する空前のゼネストに決起した。10日に行われた50万人の公務員ゼネスト(既報)に約200万人の民間労働者が合流したのだ。公共・政府事務所、学校、大学、病院、空港に加え、鉄道、バス、フェリーも全国的にストップし、税関や裁判も停止、アクロポリスなど考古学や旅行の遺跡などもすべて閉まった。組合に加入するマスコミ労働者もストライキに突入し、すべての新聞が休刊した。
首都アテネでは約4万人がデモを行い、青年たちは機動隊と激突した。
2010年2月23日15:43
2010年2月23日08:21