2010年6月 5日00:03

鳩山に続き菅政権も打倒を! 杉並で国鉄キャラバン

s20100605a-1.jpg 国鉄キャラバンは6月4日、杉並に登場した。杉並区役所前を皮切りに高円寺駅前(写真上)、阿佐ヶ谷駅前(写真下)で街頭宣伝を行った。杉並区議会議員の北島邦彦さんを先頭に、闘う地区の労働者が決起した。北島さんは「鳩山政権を打倒したのはわれわれ労働者の怒りだ。この怒りを6・13大集会に結集させて1047名の解雇を撤回させ、闘う労働組合をあらゆる職場によみがえらせよう!」と力強く訴えた。地区の労働者も次々にマイクを握り、「民主党政権は、看板を変えるだけで、結局は沖縄に基地を作り、首切り・民営化の道州制を強行しようとしている」「労働者の賃金を削り、首を切ってボロ儲けしている資本家なんか絶対許せない!」と口々に訴えた。

s20100605a-2.jpg 訴えを聞いて、昔国労だったという女性、父が国鉄職員だったという女性や、JRの下請け労働者だという男性などがチラシをもらいに来た。韓国から旅行で来たという女性も鳩山政権が打倒されたことを知っていて「沖縄問題は大事ですね」と話しかけて来て、6・13集会に韓国民主労総の労働者も賛同していること、日米韓の労働者の国際連帯で戦争を止めようと訴えると嬉しそうに「ファイティン!」と拳をあげた。阿佐ヶ谷駅前では甥が昔国労で、国鉄分割・民営化の時に大分から鹿児島への強制配転の嫌がらせを受け、泣く泣く国鉄を辞めざるを得なかったのだという女性が、北島さんの演説を聞いて感激し、握手を求め、今も闘っていることの大切さを力説した。
 さらに、「本日、民主党は菅直人を総理大臣にさせました。私たちは鳩山の道を継承する菅政権を打倒しましょう」と訴えると多くの労働者が振り返った。杉並から新宿への青梅街道沿線でも、「国鉄解雇撤回」を訴えるPRカーの大宣伝は圧倒的な注目を受けた。
 日々流動する激動情勢の中で、いよいよ6・13集会への全国結集運動は階級情勢を揺るがす決定的焦点となっている。あらゆる体制内勢力が新たな国鉄闘争の大運動のスタートに恐怖している。3000名大結集へ! もっともっと激しく、エネルギッシュに怒りを爆発させよう!(SG)

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