2010年6月 4日02:33

労働者のアジテーションで錦糸町街宣

 6月3日夕方、国鉄キャラバンは東京・東部地区のJR錦糸町駅前で街頭宣伝を行った。仕事を終えた地区の労働者が次々と合流し、15人という今回のキャラバンでは最多の結集での宣伝だ。(動画あり)

 宣伝隊が「鳩山を打倒したのは沖縄と労働者の怒りだ」「しかし民主党政権は看板を変えてまったく同じことをやろうとしている」「6・13大集会を成功させ職場に闘う労働組合を作ることが労働者の方針だ!」と訴えるとどんどんチラシが受け取られ、署名が集まった。
 今日の勝利は地元の労働者が声を上げようと、集まったすべての労働者がリレーでマイクを握って訴えたことだ。はじめは自分は苦手だとか、うまくないからとか、慣れていないからといやがっていた労働者が、いったんマイクを握るとどんどん元気に語り始め、仲間を驚かせた。ビラを読み上げながらの不慣れなアジテーションにも「がんばってね」と道行く労働者が激励してくれた。労働者のアジテーションにうまいも下手もないのだ。労働者が日頃の怒りを街頭で発散する! これこそが街頭政治宣伝の自己解放的な力だ!
 民主党の議員秘書だという女性は、「これから首になりそうだから組合に入りたい。組合の連絡先を教えてくれ」と署名をし、中国人の若い女性は2人で6・13集会に参加すると約束。職場で闘う電気労働者も動労千葉の闘いを知って感激し、連絡先を交換しあった。ベンチでずっと演説を聞いていた労働者も集会に参加すると表明し、署名は67筆も集まった。
 6・13大結集運動はまさに闘う労働者の団結を拡大する職場闘争であるだけでなく、政治闘争そのものである。街頭でも職場でも自己解放・自己変革的に呼びかけて、仲間を獲得しよう!(SG)

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