新潟弾圧 6・2勾留理由開示公判は怒りの渦
5月25日、新潟西郵便局の職制による「暴行」デッチあげで逮捕されたAさんの勾留理由開示公判が、6月2日、新潟地裁で開かれた。Aさんは元気良く出廷した。今回の弾圧を聞いて、Aさんとともに闘ってきた労働運動や市民運動の活動家が40人以上も結集した。公判では、高島章弁護士が勾留理由を徹底的に批判し、裁判長はまともに答えることもできず、傍聴人から怒りの声があがり、2人が退廷となった。最後は裁判長と検事への怒りが叩きつけられ、法廷は騒然となった。終了後、新潟県弁護士会館で報告集会が開催され、新潟県労働組合交流センターと百万人署名運動新潟県推進委員会が今回の弾圧の狙いとAさん奪還に向けた決意を語り、6・13大結集をアピールした。
一方で、連日の新潟西警察署への抗議行動(写真、6月2日)や、新潟駅前での街宣や郵政職場ビラまきが行われている。警察署前でのアジテーションに、バスの中から学生たちが「がんばれよ!」と声援を送り、周辺で働く労働者も「がんばってください」とビラを受け取っている。(新潟・B)