市東さんに10日間の勾留、地裁前で弾劾と激励に決起!
5月20日早朝午前5時、三里塚反対同盟と支援は天神峰の市東孝雄さんの畑に集結し、団結街道廃道化阻止へ、敵権力に一糸もふれさせない闘いをやりぬいた(写真)。
その後、検察官の勾留請求を受けて裁判所に勾留決定のために押送される市東孝雄さんと現闘同志の激励に駆けつけた。反対同盟の鈴木謙太郎さん、伊藤信晴さん、「市東さんの土地取り上げに反対する会」と動労千葉、千葉県労組交流センターや千葉合同労組など30人ほどが集まった。
反対同盟の宣伝カーが裁判所の周囲を周り、不当弾圧を怒りを込めて暴露する。午前11時すぎ、地裁内で市東さんらと接見した弁護士から2人とも元気で完全黙秘で闘っていることが伝えられた。その後、裁判所が市東さんらと会い、勾留について決定を行うという。
正午すぎ、不当にも10日間の勾留が付いたとの知らせが入った。こんなデタラメを許せるか! 検察と裁判所に向かって怒りのシュプレヒコール! 「勾留決定弾劾!」「即時釈放せよ!」(写真上)
12時半ころ、裁判所の駐車場に裁判所職員、制服警官が終結、「出てくるぞ!」
シャッターを閉めた車庫前に支援が結集して待ちかまえる中、前のワゴン車に市東さん、後続のワゴン型の警察車両に現闘同志を乗せた車が出てきた。「市東さん! がんばれ!」――正面に立ちはだかって手を振り、ワゴン車のドアをたたいて激励した。確かに市東さんだ! 手を振っている! 敵権力の妨害をはねのけて激励行動が貫徹された。(写真下)
市東さんらには10日間、5月29日までの勾留が付いたが、一刻も早く奪還あるのみだ!
5月24日には第3誘導路建設のための「公聴会」、25日には市東さんの民事裁判と勾留理由開示公判が開かれる。今回の不当弾圧とともに、団結街道廃道化による営農破壊、市東さん追い出し攻撃を弾劾しよう!(M)
★5月24日(月) 公聴会粉砕集会・デモ
午後2時 市東さん宅南側の開拓組合道路に集合
午後3時から成田国際文化会館包囲デモ
★5月25日(火) 千葉地裁傍聴闘争 午前9時半集合
午前10時30分 市東さん行政訴訟
午前11時10分 市東さん農地法裁判
午後3時 市東さん勾留理由開示公判