大阪市内で青年労働者先頭に春闘集会が大成功
3月10日、南大阪労組交流センター主催の「闘う団結とりもどそう! 春闘集会」が大阪市内で開催され、青年労働者を先頭に35人が結集した。司会は大阪府職労の青年労働者。基調報告を行った民間・金属の労働者は「国鉄1047名解雇撤回闘争を破壊するための『和解案』は、6000万労働者階級すべてにかけられた攻撃だ。小沢・民主党は闘う労働組合を壊滅し、連合の下で産業報国会に行こうとしている。しかしこれは敵の危機の表れだ。今こそ1047名解雇撤回・検修全面外注化阻止決戦で民主党・連合政権を打倒して、革命に突き進もう。この闘いの先頭に青年労働者が立とう」と鮮明に提起した。
特別アピールとして、国労5・27臨大闘争弾圧被告の東元さんが国鉄決戦の提起を行った。東さんは「後世に恥をかくような闘いはできない、という思いで闘争団の労働者は闘っている。本当に追いつめられているのは敵の方であり、動労千葉をつぶさなければ民主党・連合政権は倒されると危機をつのらせている。自分たちの裁判も1047名闘争の路線をかけた闘いだったし、ここで勝利を切り開いてきた。分割・民営化阻止の生き証人として職場での解雇攻撃と闘う」と力強く決意を語った。
2つの提起を受けて、労働者が次々と発言に立った。「任期付公務員制度」による道州制解雇攻撃と闘う大阪市職の労働者、橋下による生理休暇をはじめとした「特別休暇・特別手当廃止」攻撃と闘う自治労大阪府職の労働者をはじめ、不当弾圧と闘う関合労大和分会の労働者、教育労働者、民間労働者などが職場での路線的な闘いの報告と決意を述べた。特に不当解雇攻撃と闘う関合労南大阪支部の労働者は、「1ヶ月以上も実力就労闘争を続けている。敵は音をあげて『金銭和解』を言ってきたが『カネのために闘っているんじゃない』とこれを突っぱねた」「失うものは何もない。大事なのは団結だ」と訴えた。
大阪・星野文昭さんを取り戻す会からの星野再審に向けた決議案の提起と、労働学校のアピールを受け、最後に南大阪交流センター代表が「今日の集会は南大阪労組交流センターにとっての新たな出発点。国鉄を軸に絶対非和解の闘いを貫こう」と集会のまとめを行い、熱気あふれる中で集会を締めくくった。(南大阪労組交流センター・I)