2010年2月24日07:45

6人即時釈放へ東京地裁に抗議行動。26日に全員取り戻すぞ!

 法大生はじめ全国の闘う学生は、23日早朝より2・5弾圧の6学生即時釈放を訴え、裁判所を弾劾する情宣行動に決起した。「公道でビラを撒いただけで逮捕、3週間にもわたる勾留」―こんなことがまかり通っていいはずがない。今週末が勾留満期だ。裁判所前では連日、どんどんビラが労働者の手に渡り、注目は日に日に高まっている。法大弁護団や闘う労働者など19氏から緊急に呼びかけられている、「法政大学入試での6学生の逮捕 に抗議し、即時釈放を求める緊急 全国声明」の賛同署名も続々集まっている。

 昼には、法大弾圧救援会と動労千葉を支援する会の仲間とともに、東京地裁刑事第14部・鈴木巧裁判官に対して、6学生の不当逮捕・勾留に抗議の申し入れを行った。対応した刑事訟廷管理官の菊地と14部書記官主任の玉置らは、鈴木を出せとの要求に対し、「直接会わない慣例だ」と傲慢不遜で居丈高な態度をとってきた。これを徹底弾劾し、法大救援会の抗議声明や全世界から寄せられたメッセージを読み上げた。「営業権」を掲げて学生のすべての活動が抑圧され、逮捕されるなどということが許されるはずがない。だからこそ今、新自由主義大学=法政の腐敗に、世界中から怒りの声があがっている。カリフォルニアの闘う学生は18日、日本領事館への抗議行動に決起した。ブラジル・コンルータスやアメリカ・運輸労働者連帯委員会、そしてCAMS世話人のアーリーン・イノウエさんなどから続々と抗議声明が発せられている。
 この日は4・24法大集会弾圧公判もあり、東京地裁の極悪裁判官コンビ・登石と鈴木を串刺しにした。さらに、逮捕以来3週間、連日連夜密室での「取り調べ」と称する拷問的な転向強要を繰り返している警察・検察への徹底弾劾の闘いとしても打ち抜いた。警察も検察も、「確かに今回の逮捕は政治弾圧だ。法大以外で同じ逮捕をしたら問題になるところだ」「ビラを撒いただけでも、法大でやれば起訴できる」「これは戦争だ」(検察)、「お前の家族に会いに行くぞ」「これでお前は退学だな」「活動やめろ。学生運動やめろ」(警視庁公安部)などと、100%デッチ上げであることを自認しつつ、暴言を吐いている! 書くのもおぞましい罵詈雑言を、密室で浴びせ続けている。家族を持ち出しての脅迫などもはや拷問だ。こんな違法・不当な勾留を一秒たりとも認められるか!
 検察・警察の起訴策動を絶対に阻止しよう。「ビラを撒いただけで起訴」など前代未聞の大暴挙だ。怒りを集めれば絶対に粉砕できる。獄中6学生の闘いに応え、警察・検察・裁判所に怒りを叩きつける東京地裁前行動に集まろう。24日には終日、25日には夕方に(15時~)大情宣が呼びかけられている。追い詰められた権力の最後のあがきを粉々にうち砕こう! 6人を即時奪還しよう。(学生・T)

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