2010年1月31日00:27

「沖縄の怒りを民主党政権打倒へ!」の訴えに署名続々

 1月30日、東京・日比谷野外音楽堂で「チェンジ日米関係!普天間基地はいらない/辺野古・新基地建設を許さない1・30全国集会」が全国集会実行委員会の主催で開かれ、沖縄から100人を超える上京団を迎え、6000人が集まった。全国労組交流センター、沖縄-本土をむすぶ労働組合連絡会は、2・13全国労働者総決起集会のカラーリーフと署名、「動労千葉2・1~2ストライキ!」を訴えるビラを持って登場し、全国から結集した平和フォーラム傘下の労働者と圧倒的な合流を実現した。

 全学連の坂野陽平委員長代行、12月に出獄をかちとった法大生がマイクをもって「闘えば勝てる時代が来ました。動労千葉は反合理化・運転保安確立をかけてストライキに立ち上がります!」「基地はどこにもいらない! 普天間基地を即時閉鎖せよ! 沖縄の怒りと結合し労働者の力で民主党・連合政権を打倒しよう!」と元気よく訴える。これに労働者たちが足を止め、2・13賛同署名に次々と応じる。労働者は怒っている。沖縄は怒っている。この怒りはストレートに民主党政権打倒へと結びつくものだ。
 昨年11・8沖縄県民大会に続き、名護市長選挙で「県内移設反対」派の稲嶺進氏を押し上げた沖縄県民の意志は、「普天間基地即時閉鎖・撤去! 辺野古新基地建設阻止!」以外の何ものでもない。しかし、平野博文官房長官は即座に「選挙結果を斟酌(しんしゃく)しなければならない理由はない」と言い放ち、沖縄県民を足蹴にした! これこそ鳩山政権、民主党の本音なのだ。
 しかし、「チェンジ!日米関係」をうたったこの集会の決議文は、「鳩山首相は沖縄県民の痛みを受け止め基地問題の解決を図ろうとしています。これを孤立させることなく、普天間基地返還、辺野古・新基地建設反対、沖縄をはじめとする全国の米軍基地の縮小・撤去に向けより大きな闘いを目指そうではありませんか」と結ばれている。“平野はけしからんが、鳩山は違う。鳩山を孤立させるな”だと、ふざけるな! これほどの武装解除があるか! 求められているのは鳩山政権打倒だ!(J)

関連記事:この記事と同じカテゴリーの記事

Previous Next Move Close