動労千葉が団結旗開き、2010年の決戦へ戦闘宣言
動労千葉の2010年団結旗開きが1月9日、千葉市のDC会館で開催された。すでに動労千葉は、検修部門の全面外注化を阻止する一大決戦に突入している。2010年決戦の冒頭で行われた旗開きには、動労千葉組合員、三里塚芝山連合空港反対同盟を始めとする共闘団体、支援する会会員などが多数かけつけ、会場からあふれかえる盛会となった。
冒頭あいさつに立った田中康宏委員長は、「労働組合が何をなすべきかが根底から問われる時代が来た。それは、労働組合が本来の力を発揮できる可能性に満ちた時代でもある」と述べた。
そして、「検修一括外注化の攻撃は、鉄道会社が鉄道事業そのものを丸投げしてしまうような大攻撃だ。動労千葉結成以来の30年の全蓄積をかけ、労働組合の新しいあり方を切り開く闘いとして総力で全面外注化阻止の決戦に立ち上がろう」と闘争宣言を発した。
さらに田中委員長は、2月1日に発令が予想されるライフサイクル第3次強制配転、そして幕張支部役員への強制配転の攻撃を粉砕するために「各支部で、いつでもストに立てる万全の闘争態勢確立をお願いしたい」と訴え、具体的には「1・22動労千葉総決起集会」(1月22日午後6時~ 千葉市民会館)への決起から、2・13全国総決起集会にむけた全力での取り組みを提起した。
三里塚反対同盟の北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長、顧問弁護団の葉山岳夫さん、動労水戸の木村郁夫書記長を始めとする共闘団体からの発言が続いた。年末に奪還された法大文化連盟と全学連の学生も登壇して元気にあいさつし、会場は大いに沸いた。
恒例のビンゴゲームで盛り上がった後、動労千葉各支部代表が勢揃いして決意を表明。長田敏之書記長は「2010年は本当に組織の総力をあげた決戦になった。この闘いの中でなんとしても組織拡大を実現し勝利しよう」と檄を発した。年頭からエンジン全開で闘いに突入した動労千葉に続こう!(O)