東京・新小岩で2・13集会街宣、タブロイド版ビラに大反響
1月17日、新小岩駅前にて「検修外注化阻止・2月13日には労働者集会に集まろう」と訴える街頭宣伝が、東京の仲間たちによって行われました(写真は新小岩南口)。新しいカラーのタブロイド版のビラが完成し、大看板や旗を林立させての登場。道行く人が注目し、多くの署名が集まりました。その数51。カンパが4000円余り。特徴的なのは、「がんばってね」「そんなことになっているとは」と、声をかけてくださる方がかなりいることです。東部地域だけに、お相撲さんも通りかかり、大きくビラを広げて読んでいくという姿もありました。
都庁で働く労働者は、署名とともに、「いつも朝、ビラを受け取って読んでいます。社会保険庁のことは、本当に身につまされます。ぜひとも世の中に訴えて、あんなむちゃくちゃな解雇は取り下げさせなくてはなりませんね」と訴えました。就職活動をしている女子学生は、「JRで働こうと思っています。千葉に強い組合があると聞いていました。それで、安全が守られていると思っていたのですが、大変なことになってきているんですね」と、熱心にタブロイド版を読み始めました。地元で働く大手メーカーの労働者は、マイクでの話しを聞いてカンパ箱にお金を入れ、署名をしました。「うちにも組合があるんですけどね、形骸化していて闘わなくて。みなさん、ぜひがんばってください」とにっこり。都内の大学で学ぶ学生は、「派遣法のことが気になって、勉強しています。許せないです! 労働条件、どこでもひどいことになっていますね」と署名。
JRが尼崎事故を全く反省しないばかりか事故隠しまで画策し、Suicaビジネスに熱をあげ、あげくに今回のメンテナンス部門丸投げ外注化という現状は、列車がよく止まることから、駅の利用者のかなりの共感がありました。また、テレビや新聞では小沢問題が報道されて民主党への不信感も高まっていて、「民主党、ダメなんじゃないの? 小沢をかばう鳩山もやばいことしているからね。どっちも信用できない」と、話の輪があちこちでできました。「安全は闘いとるもの。民主党・連合の支配をうち倒して労働組合を甦らせよう。団結して集会に集まり、外注化を止めよう」と熱く訴えました。(I)