ついに5人を奪還した! 8学生全員の年内奪還に完勝!
12月28日、ついに獄中の5人の学生を奪還した! 東京地裁刑事第1部の保釈決定が25日に出されたが、検事・岡本が東京高裁に抗告して学友たちを1秒でも長く獄に閉じ込めておこうとする策動に走り、結論が持ち越されていた。だが、それも最後の悪あがきだ。全学連と法大文化連盟の学生、そして連帯する労働者は、この日も早朝からの裁判所前での情宣・抗議活動を徹底的に行い、午後に東京高裁の抗告棄却を力ずくでかちとったのだ。
夕方5時、小菅の東京拘置所前に全学連と文化連盟、そして被告の家族らが陣取った。その中には22日に奪還された倉岡雅美さん(全学連副委員長)、斎藤郁真君(法大文化連盟委員長)もいる。全学連旗と文化連盟ののぼりが掲げられ、シュプレヒコールやアピールが次々と行われ、寒風の中だが否が応でも気持ちが高まっていく。
待ちに待った瞬間が訪れた。通用口が開けられ、新井拓君、増井真琴君(文化連盟企画局長)、恩田亮君(文化連盟副委員長)、織田陽介君(全学連委員長)、内海佑一君(全学連前副委員長)の順で登場。拍手と歓声の中、それぞれがマイクを握って勝利の凱歌を上げた。握手が続き、花束が渡され、たちまち胴上げだ。出獄者たちも迎える側も、みな勝利感あふれる笑顔、笑顔。全員がそろったところで、肩を組んでインターナショナルを、さらに法政大学の校歌を斉唱した。
打って一丸となった闘いによって、ついに8人全員を年内に奪還した。暴処法弾圧をかけてきた日帝・国家権力、そして学生を警察に売り渡した法大当局を絶対に許さない。2010年法大解放闘争勝利へ! この勢いはもう誰にも止められない。(TN)