社保庁500人の分限免職に平口さんが怒りの決起!
官公庁の“仕事納め”の12月28日、社会保険庁の500人の労働者に「平成21年12月31日限りで国家公務員法第78条第4号により免職する」との『人事異動通知書』が渡され、分限免職が強行された! 当該の一人、広島県・福山社会保険事務所の平口雅明さんは、11・1労働者集会での決意も新たに、職場の前に敢然と登場して、出勤してくる働く仲間に、「共に闘おう!」と呼びかけて『社保庁ニュース』号外ビラを配布した。
「不採用通知を撤回しろ! 希望者全員を新機構に正規職で採用せよ!」「私は、社会保険労働者として働くことに誇りを持って働いてきたし、2010年1月1日以降も福山社会保険事務所で働く意志と権利があることを宣言します」「社会保険労働者は、誇りをもって、自分の利益のために仲間を売り渡さず、労働者が経済的理由等で不祥事を起こすことを直前で未然に防いできた諸先輩の努力を引きついで、職場の労働組合を軸に闘ってきました。また、民間の労働者の不当解雇や病気休職の労働者・派遣労働者・外国人労働者など資本に虐げられた労働者の立場にたって、労働者の団結と階級性を信頼し、多くの闘いを担ってきました」という平口さんの訴えに、多くの職場の仲間から、去る者・残る者の区別なく激励や解雇撤回の署名が寄せられた。
さらに退勤時には、横断幕を広げて、「道州制・民営化=公務員360万人首切り絶対反対! 不採用通知を撤回せよ! 『人事異動通知書』を白紙撤回せよ! 国鉄1047名解雇撤回闘争のように闘おう! 闘う労働組合を再生しよう! 新機構の『名ばかり』管理職攻撃粉砕! 労働監獄の一里塚=新年36協定を破棄しよう!」とアジテーションを行い、広島県労組交流センターの仲間と一体で通用門前での街宣をやり抜いた。退勤する労働者は、大半が「ごくろうさま、がんばって」のあいさつを交わしていく。
広島県労組交流センターと広島の闘う労働者は、解雇撤回まで断固闘うという平口さんと固く団結して、年明けから平口さんと団結して解雇撤回闘争を闘います。全国の社保庁労働者、とりわけ分限免職攻撃を受けた仲間の皆さん! 私たちと共に解雇撤回を勝ち取るまで闘おう!(広島D)