11月総決起へ、沖縄で10・4労働者集会
10月4日、集会実行委員会の主催による「国鉄1047名解雇撤回!道州制・民営化絶対反対!闘う労働組合を甦らせよう!11・1すべての労働者は日比谷へ!10・4労働者総決起集会」が那覇市内で開催されました。集会の冒頭、主催者の青年労働者は8・30情勢、1047名闘争、道州制・民営化攻撃に触れ、すべては11月にかかっていると檄をとばし、自らの決意を明らかにしました。
基調報告では、最初に「民主党・連合政権に労働者の未来を託せるのか。民主党・連合政権は労働者の敵だということをはっきりさせ、労働者が団結して、闘いを開始していこう」と呼びかけられました。そして国鉄1047名解雇撤回闘争のもっている位置を鮮明にさせ、道州制・民営化攻撃に「絶対反対」の闘いを職場からまき起こそうと提起し、「自分の職場で真正面から国鉄1047名闘争、動労千葉の闘いを訴えよう。その力が闘わない執行部から現場労働者の手に労働組合を奪い返していく道だ」と訴えました。そして最後に「11月集会に、国境を越えた労働運動のこの力を、団結した一つの力にして登場しよう」と11月への総力決起が呼びかけられました。
この鮮明な基調提起を受けて、各職場の労働者から、11月にむけたそれぞれの職場での闘いの報告がなされました。民間パート労働者は春闘2波のストライキと団結拡大を総括軸に闘ってきたことを報告。そして「賃金カットや雇い止め攻撃に対して絶対反対で闘い、一人の首切りも許さない闘いをつくり、11月集会へ」と決意が語られました。さらに「サンフランシスコ国際会議のパンフを5冊販売した。自分の職場で11月集会のチケットを持ち込んでいく」と報告した労働者。一時金カットで闘おうとしない組合に対し「自分一人でもストをやる。指名ストに入れろと要求した。職場では何もやらないくせに、地労委でやるという。ふざけるな!」と怒りを込めて弾劾した労働者。
NTTの労働者からは「自分の職場から1人、あと1人を組織していく」と、11月集会の組織化への決意が述べられ、うるまユニオン、南部合同労組からも発言。動労千葉の田中委員長からの物販の取り組みへのお礼状が読み上げられ、11月集会の大勝利を何としても実現させようという決意が会場全体にみなぎりました。そして最後にうるまユニオンの青年労働者がまとめと団結ガンバローを行い、1047名闘争と11月1万人結集の組織戦に突入する決意を打ち固めました。そしてこの後、雨のなか 国際通りを「民主党・連合政権は労働者の敵だ」のシュプレヒコールでデモ行進を行いました。(沖縄・M)