1047名解雇撤回! 11・1へ倉敷で集会
9月30日、倉敷労働会館に「国鉄1047名解雇撤回! 道州制・民営化絶対反対!」を掲げ、30名が結集した。集会は「11月集会1万人結集に向け、駅や市役所で5千枚のビラをまき、集会を準備してきた」というマスカットユニオンの仲間の開会・司会で始まった。最初に医学部職員組合の仲間から、「8・30の労働者の怒りを民主党打倒へ。国鉄分割・民営化攻撃に勝利してきた動労千葉と1047名解雇撤回闘争が中軸となり、労働者の国際的団結がつくり出された。11月労働者集会1万人結集へ残る1カ月、組織して組織して組織しぬこう」と基調提起がされた。
続いて、動労西日本の大江照己委員長が、「岡山駅の山田君を仲間に迎え、さらに広島でも組織拡大し、9月19日に動労西日本の再建を勝ち取りました。JR資本は自らに尼崎事故の責任があるからこそ、事故原因を隠そうとしている。経営陣を全員打倒して労働者が取って代わるときです。国鉄分割・民営化で全員解雇を覚悟した。獄中の法大生と団結し11月1万人結集へ」と訴えた。
さらに、自治労倉敷の百本敏昭委員長は、「大恐慌により解雇され、住宅ローンが支払えず家を奪われた労働者が市営住宅に入っている。道州制はもう始まっている。市町村合併によって、職場の仲間は配置転換され、短期雇用職員や派遣職員ばかり増えている。保育園の仲間は労働強化により退職を強いられたにもかかわらず、人がいないことを理由に臨時職員として再雇用されている。熊本大会では、自治労本部の組合員利益を求める運動から政労使パートナー運動への転換に対し、現場から怒りの声が上がった。11月1万人へ」と決意を明らかにした。
2人の決意に応えて、会場からも、元衆議院議員の矢山有作さんが「国鉄分割・民営化は、国家権力による不当労働行為だ。権力と闘って解雇撤回を勝ち取ろう」と意見が出された。
最後に、動労西日本の山田和広副委員長が、「JR西労組の役員からの通報により、駅長が休憩時間中の11月集会のビラ配布を弾圧してきた。まったく許し難い。西労組の青年は、こころよくビラを受け取ってくれている。敵を追い詰め弾圧を引き出した大勝利だ。断固としてビラまきに決起していく」と決意を表明し、全体で「動労千葉のストライキに連帯し11月集会に大結集する決議」を採択し、団結ガンバローでしめくくった。集会は、自治労本部の集会破壊策動を粉砕して大成功した。岡山からも11月集会へ大結集を勝ち取ろう!(岡山・M)