1047名解雇撤回・11月大決起へ、神奈川で労働者総決起集会
10月9日、かながわ県民センターで104名の結集で行われた「国鉄1047名解雇撤回! 闘う労働組合をつくろう! 神奈川労働者集会」は、基調報告、国鉄労働者からのアピール、国労共闘代表の特別報告、そして各産別からの決意表明をとおして、国鉄1047名解雇撤回闘争こそが日本階級闘争の勝利の路線であり、1047名解雇撤回を掲げる11・1日比谷1万人決起・神奈川1000人決起を実現して階級情勢を塗り替えよう! という決意みなぎる集会となりました。
合同労組かながわの仲間による力強いシュプレヒコールのあと、自治労横浜の庄山正さんが基調に立ちました。「国鉄1047名闘争こそ、国家権力・支配階級との力と力の激突であり、全労働者の命運がかかった闘いであることをはっきりさせよう。国鉄闘争が労働運動の中心テーマに座ることによって、しかも動労千葉がその中心に存在することにより、連合の完成・翼賛化を阻んできた。自治労・日教組・全逓の現場組合員の団結が維持され現場に戦闘性があるのは国鉄闘争があるからだ」と、現下の階級情勢の核心を提起し、「ここに結集した仲間が全員、自分が執行部になるんだという気持ちで、職場で闘おう!」と10・16JR本社前行動と11・1日比谷への決起を呼びかけました。
続くは、国鉄労働者からの訴えです。4者4団体派の仲間に対して「国鉄分割・民営化攻撃の中で200人の仲間が自ら命を絶った。汚名を晴らせないまま死んでいった仲間のことをどう考えているのかを言いたい」と訴え、さらに民主党=連合政権になって「これまでの考え方を180度切り替えろ」といっている組合幹部への怒りを爆発させました。そして「神奈川には国鉄闘争の土壌がある。ともに闘っていきたい」との熱い連帯のアピールに盛大な拍手が送られました。続いて国労共闘全国協議会代表の吉野元久さんから「国労5・27臨大闘争弾圧の11.27判決を11・1日比谷1万結集で粉砕しよう! 労働者は団結を固めていれば、どんな理不尽な資本の首切りに対しても、悪政に対しても絶対に負けない。4者4団体路線は完全に破たんしている。われわれこそが勝利する。1万決起を実現しよう」と熱烈に訴えました。
三浦半島教組の仲間は、学校現場、給食、病院などあらゆる現場で民営化が進む中、「職場や組合の枠を超えてわれわれ自身の力で労働運動を甦らせる決意で10・3三浦半島労働者集会(写真下)を闘い抜いた」と報告し、体制内労組幹部を打倒し11月1万人決起実現へ全力をあげる決意を述べました。さらに全逓労働者、川崎市職労、自治労横浜、金属労働者などからそれぞれの決意が語られました。最後は青年労働者の決意表明です。「動労千葉ホームページをずっと見ていた。そこで6・14集会を知って始めて参加し、そして神奈川の7・3集会のあとに合同労組に入った。人生かけて闘っていきたい」との決意にひときわ大きな拍手が送られました。
神奈川労組交流センターの西田代表によるまとめと行動提起のあと、横浜駅西口に向かってデモに立ちました。金曜日の夜の横浜はものすごい人だかり。三浦半島教労部会の太鼓隊を先頭に、圧倒的な注目を浴びながら国鉄1047名解雇撤回、道州制粉砕、11月1万結集を力強く訴えました。残り3週間弱、11・1日比谷1万人決起・神奈川1000名決起実現へ! 全力で闘い抜きます。(神奈川・SO)