11・1全力決起へ「10・18北陸労働者集会」打ち抜く
「10・18北陸労働者集会」が豊中市職の深町加代子さんを呼んで富山市内で開かれました。深町さんは、「私自身、日々状況が激変する激動の中にいる。道州制攻撃は現場ではすでに始まっている。道州制・民営化との闘いを圧殺する体制内との激突、実践を通して絶対反対で階級的団結ができることをつかんだ。体制内執行部を批判することをあいまいにして、階級的団結はない。自分が置かれている状況に合わせてトコトン自分が絶対反対派の主体になることだ。ここで分岐をつくることだ。今すべては労働組合をめぐる攻防にある。国鉄1047名解雇撤回闘争は決定的な闘いだ。11・1労働者集会に1万人を結集し、資本主義を終わらせ、労働者の社会をつくろう!」と自らの職場での闘いにふまえた確信とその闘いの自己解放性が参加者にビンビン伝わってくる提起を行いました。
つづいて特別アピールを動労千葉の滝口誠さんが行いました。滝口さんは、動労千葉の10・1ストをはじめとした闘い、国鉄・1047名闘争の意義を明確にし、最後に「みなさんもぜひ職場で仲間をつくって欲しい、第2、第3の動労千葉をつくって欲しい。11・1集会に1万人を集めましょう。青年を連れてくる義務がある。」と檄を発せられました。
2人の発言を受けた討論ののち、教育現場で闘う青年労働者から「解雇攻撃に対して絶対許せないと労働委員会闘争も含めて闘ってきた。民主党連合政権の正体を暴露し、職場で仲間をつくっていく。動労千葉物販を広げていきたい」と、この間の職場闘争にふまえた決意が述べられました。
富山大学の学生からは、「新樹寮廃寮の攻撃に対し、絶対反対で闘う。10・20学内集会をやり抜き、11・1へ全力で闘っていく」「一緒に闘う仲間をつくっていく」と決意表明がありました。
百万署名運動富山県連絡会から、裁判員制度絶対反対で10・27裁判員裁判抗議行動をやり抜き、11・1へ全力で闘うアピールをうけました。
最後に集会宣言として、青年労働者が11月集会への総決起を提起し、「団結頑張ろう!」で集会を締めくくりました。
その後、会場から富山駅前へデモを行いました。デモを見た青年や学生が一緒にこぶしを振り上げシュピレヒコールを行うなど圧倒的に注目を集めました。残り一週間あまり、北陸の労働者・学生は職場で、大学で11・1へ全力で闘い抜きます。(北陸 K)