横浜地裁の裁判員裁判に抗議の情宣とデモ
9月29日、横浜地方裁判所での裁判員裁判第一号の公判に対して、裁判員制度はいらない大運動の弁護士、神奈川県下の百万人署名運動や、労組交流センターの労働者、市民団体など50人以上が結集して抗議行動とデモ行進を行いました。
朝8時前には裁判所前に時間休をとってかけつけた全逓労働者、教育労働者、自治体労働者、市民が幟を林立させ、横断幕を広げて陣取り、裁判所職員、裁判員候補者、傍聴希望者にビラがどんどん手渡されました。裁判員いらなインコも登場。出勤途上の労働者や社会科見学にきている生徒たちも大いに注目3000枚以上のビラが配布されました。
裁判所前では憲法と人権の日弁連をめざす会の高山俊吉弁護士や武内更一弁護士をはじめ、ほとんどの参加者がマイクをとって「裁判員制度絶対反対!改善・改良などありえず廃止しかない!」とリレートークが続きました。国民救援会(共産党系)の「裁判を傍聴し、市民の目できちんと裁判が行われているか監視しよう」などと裁判員制度を後押しする宣伝に対しては、「裁判員制度の問題点をあげながら廃止と言わない運動が支えてしまっている」と真っ向から批判をしました。
正午からは横浜公園を出発して、裁判所、検察庁、弁護士会館、県庁などを通る一周デモ。飛び入りの青年も参加して、「一人の拒否からみんなの拒否!裁判員制度は廃止できる!労働者の団結した力で廃止に追い込もう」と元気にデモしました。ちょうど昼休みで出てきた労働者に、絶対反対の運動をしっかりアピールしました。10月2日の裁判員制度反対全国集会から11月1日労働者集会へ!全力で奮闘しよう!(神奈川 T)