9・20道州制粉砕!解雇撤回!非正規雇用撤廃!全関西集会が大成功
9月20日、大阪浪速人権文化センターに、関西合同労組4支部委員長、ス労自主大阪支部連合会委員長、京都ユニオン自立委員長、大阪北部ユニオン委員長の呼びかけに応えて、関西の一般・合同労組組合員が総結集しました。4大産別からも国労、自治労、郵政の仲間が駆けつけ、道州制粉砕!解雇撤回!非正規雇用撤廃!をスローガンに、11月労働者集会一万人決起に向けて一丸となって総力決起する体制をつくりあげました。
集会は、関西合同労組大阪東部支部の開会宣言に始まり、国労近畿地本兵庫保線分会労働者であり5・27臨大闘争裁判被告団長の富田さんと自治労豊中市職女性部の深町さんが連帯あいさつ。富田さんは、動労水戸のストライキ決起の意義を明らかにし、自らを先頭として国労共闘が国鉄1047名解雇撤回闘争の責任勢力として立つこと、JR会社は職場で非正規職化をどんどん進めており、非正規撤廃のたたかいを共に闘おうと呼びかけました。深町さんは、自治労熊本大会での本部との決戦攻防を熱く語り、職場での処分攻撃を粉砕して保育安全闘争を貫徹し、体制内支配を打倒する決起を作り出すと決意を述べました。
集会の基調提案を関西合同労組泉州支部の黒瀬委員長が提起。テーマは「労働者の団結した力で社会を根本から革命する時代 民主党・連合政権と対決し資本主義打倒へ!11月一万人決起で階級情勢を大発展させよう!」です。民主党・連合政権は資本家と労働貴族の結託で資本主義を救済する役割をになって登場してきている。連合・全労連から兵庫支部塩川一派まで体制内労働運動との対決が決定的であること。大恐慌の中で労働組合の存在がふるいにかけられる。マルクスが提起する労働組合の革命的な役割を復権する時がきた。関西合同労組の一年間の闘いを総括するとき、塩川一派との激突と決別は絶対に必要な闘いであった。森精機闘争は体制内労働運動をぶち破る断固たる飛躍の決断があったから打ちぬけた。解雇撤回と非正規撤廃は資本主義・新自由主義打倒する革命のスローガン。解雇撤回闘争は、この時代にあって、職場労働者・地域労働者さらに6000万労働者と、共に団結し、資本と非和解の階級的団結に満ち満ちた労働組合を作り上げ、解雇撤回を絶対勝ちとる闘い。「労働者はひとつ。団結に生きる!」革命的な主体をぶったてる闘いであること。国鉄1047名闘争を結集軸に闘うことで、すべての闘いが階級闘争として勝利の展望をひらくことができる。合同労組は職場で絶対反対を貫き、4大産別決戦を森精機闘争と一体のものとして闘おう。11月一万決起へ総力決起しようと熱烈に提起しました。
この基調提起をうけて、解雇撤回闘争をたたかう仲間からの数々の報告が全参加者の感動を呼びました。全社連労組、ス労自主、森精機闘争たたかう技能育成分会はじめ関西合同労組5分会(技能、かねひろ、コムサ、関西トランジット、新井産業各分会)、パナソニック連帯ユニオン、すべて団結の拡大をめざして闘われています。京都ユニオン自立の魚谷書記長は、「革命的役割を発揮できる組合をつくりあげる」と決意表明。
さらに、泉佐野の地で道州制攻撃そのものである市民病院統合・民営化、市職員200人削減攻撃と闘っている関西合同労組泉州支部が、道州制決戦アピール。大阪東部支部の青年労働者が「時代認識こそが塩川一派との分岐の核心だった。倒産攻撃に対して団結に生きることを訴える。絶対反対の仲間つくって闘い抜く」と職場闘争アピール。
集会のまとめと11・1労働者集会決起のアピールを大阪東部支部田中委員長がおこなって、「1047名闘争を自らの闘いとして闘うぞ。一万人結集を掛け値なしに絶対実現するぞ」と全参加者が団結して11月への組織戦に突入する決意を打ち固めました。(関西合同労組・H)