帝国主義は打倒しかない! 青年労働者が広島に大結集
ヒロシマ被爆64周年の前日である8月5日夕、オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会in HIROSHIMAが広島市東区区民センターで開催された。「オバマ賛美の体制内労組指導部を打倒し、11月労働者集会1万人大結集を組織し、組織し、組織しよう!」と会場を満杯にする570人の労働者が大結集した。被爆者青年同盟、広島の青年労働者をはじめ、動労千葉、各産別の青年労働者、全学連、そして海外からはILWUローカル34のデルポソさんが壇上に立った。
「被爆者の存在と闘いを圧殺するオバマ、田母神、麻生、そしてオバマ賛美の体制内勢力を絶対に許すことはできない!」と被青同の被爆2世の労働者が怒りを爆発させた。総選挙情勢で体制内労組指導部がのきなみ民主党支持に走る中、問われているのはどのブルジョア政党にわれわれ労働者の未来を託すのかということではない。「オバマは絶対に許せない! 戦争に突き進むしかない帝国主義は打倒しかない!」(医療労働者)ということだ。いよいよすべての生産を握る労働者が、破産したブルジョアジーにとってかわって権力を握り、核をなくし社会を運営していく時がきたのだ。集会はこうした決意にみなぎるものとなった。
基調報告に立った広島の青年労働者は「国鉄1047名が解雇撤回を掲げてぶったてば、すべての労働者の怒りを集めることができる! だから1047名闘争に勝利し11月1万人結集をかちとろう! 体制内労組指導部との決着を4大産別でかちぬこう! 一切の責任をとる労働運動のリーダーとなろう」と力強く提起した。さらに各産別の発言では、11月集会へむけて、道州制・民営化攻撃に絶対反対で闘い職場を組織することが決定的だと述べられた。国労の青年労働者が革同を打倒し国鉄1047名闘争の最先頭に立つと決意を明らかにし、会場は万雷の拍手で応えた。
決定的なのは動労千葉の青年労働者が登壇し、「外注化攻撃はとてつもない攻撃。どうやって組織拡大できるのか、この一点を目標に闘う!」と発言したことだ。いよいよ11月集会へむけた大組織戦が青年労働者を先頭に開始された! 8・6ヒロシマ大行動を闘いぬき、11月へむかって進撃しよう!(KN)