麻生の祈念式典出席弾劾! 550人が怒りのデモ
ヒロシマ大行動に先立って6日朝、550人の労働者学生が麻生の来広―祈念式典出席を弾劾してデモを行った。主催は8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会。原爆投下時刻の8時15分には、元安川沿いの道路から対岸の平和公園内の式典会場に向かって、「麻生打倒! 祈念式典糾弾」の怒りのシュプレヒコールがたたきつけられた。
8月1日に秋葉広島市長が、「式典の時間帯でのアピールは音量を絞れ」などと許すことのできない申し入れを行ってきたことが、労働者学生の怒りに一層、火をつけた。北朝鮮への侵略戦争と核武装を主張する麻生を祈念式典に招き入れておいて、何が「平和祈念」か! 秋葉市長の「オバマ礼讃運動」こそが田母神反革命を引き出しているのだ。“秋葉市長は被爆者・2世の怒りを思い知れ”と、被爆者青年同盟および反戦被爆者の会が弾劾デモの先頭で闘った。
デモに先立って、出発点の東千田公園で決起集会が意気高く行われた。反戦被爆者の会の大槻泰生さんが全身の力を振り絞るように、「被爆への恨みをはらさなければならない。動労千葉のみなさん、労働者のみなさん、怒りをもってともに闘おう」と呼びかけ、これに全参加者は奮い立ち、この日1日の闘いを全力で闘いぬくことを決意して決起した。(N)