恐慌を革命へ、革共同東北政治集会
7月26日、「せんだいメディアテイク」おいて、120名の同志が結集し革共同東北政治集会が勝ち取られた。革共同と全国の労働者階級人民が満を持して決起した85年10・20三里塚戦闘、動労千葉ストライキと連帯して闘われた11・29浅草橋戦闘以来、東北での革共同政治集会は23年ぶりだ。
集会は09前半戦激闘の映像から始まった。「生きさせろゼネスト」の3月攻防、6.14-15を頂点とした1047名、法大攻防。自ら闘いを担った映像は革命勝利への自信と確信に満ちあふれている。
司会挨拶の後、特別アピールとして、23年間の指名手配攻撃を打ち破った浅草橋戦士・古川康三同志から「勝利者として生還した」アピール、星野文昭同志からのアピールと星野同志奪還に向けた革共同の決意、そして革共同学生組織委員会から法大暴処法弾圧粉砕!全国声明運動にむけたアピールと力強い決意が語られた。
圧巻は『大恐慌の到来と世界革命の展望』を高らかに宣言し、4大産別決戦と国際連帯の力で11月一万人決起に向けた岡崎康史同志の基調報告だ。
岡崎同志は、「全金本山労働組合・熊谷春男さんの急逝を追悼したい。被解雇者として現職奪還を求めて闘い抜いた。最高裁で負けても解雇は撤回できる。我々の闘いは資本主義に風穴を開けた。闘えば必ず勝利できると確信満ちて発言していた。生涯一労働者、一革命家として生き抜いた。肉体は奪われても闘魂はわれわれのなかにある。ともに闘う。
都議戦敗北にあえぐ自民党の戦後ブルジョア議会支配の崩壊の開始、資本と賃労働の非和解性、革命と反革命がむき出しの激突を開始しながら帝国主義を打倒するまで突き進む時代、革命の時代にあって革共同集会を開催する意義は鮮明だ。恐慌を革命へ、階級的団結を打ち固め、11月一万へ総決起しよう。革命勝利に向けて時代認識を鮮明にさせることが必要だ。資本主義社会の枠そのものが崩壊した。底をうったというのは大間違いだ。 この時、どのようにして革命を実現するのか。我々は革命勝利のための戦略方針を確立した。それが〈戦争・改憲、民営化・労組破壊〉攻撃に国鉄闘争を軸に4大産別決戦で勝利する路線だ。労働組合が最大の戦場だ。体制内派をぶっ飛ばして動労千葉派が権力をにぎろう。革共同は今日ここに『第二次綱領草案』を発表する。『綱領』を武器に職場細胞を建設しよう。第2第3の動労千葉をつくろう。組織しともに勝利しよう!」と確信に満ちた提起を行い、全員が11月集会一万決起へ奮い立った。
基調報告に続き、第二次国鉄決戦軸にした現場同志からの発言が続いた。革共同国鉄委員会から「4者4団体」粉砕し、1047名闘争に勝利する訴え、JR合理化と闘う国鉄労働者、JP労組大会闘争に勝利した全逓労働者、道州制・民営化と闘う自治体労働者、「日の丸・君が代」不起立・道州制と闘う教育労働者、春闘ストライキで闘い青年獲得へ闘う金属労働者、革命めざす労働運動へ闘う合同労組の労働者同志、そして全員解雇と闘う東北石けん労働組合の仲間が発言にたった。(MM)