2009年7月27日12:55

東京青年労働者集会「職場を変えれば社会は変わる」

 東京労組交流センターが中心となって呼びかけた「解雇撤回! 民営化絶対反対! 7・25東京青年労働者集会」は150人の仲間が参加し、「民営化絶対反対の闘いは2000万青年労働者の闘いそのものだ」「闘う労働組合を取り戻し、職場から労働者の党をつくろう」との宣言が力強く発せられた。

 日逓(旧日本郵便逓送)中野営業所の解雇撤回闘争を闘う小林さんは「組合の幹部から『動労千葉派こと小林をつぶす』とまで言われ、御用組合との対決の連続だった。自分のほかにも14人の仲間が解雇された。大量解雇の制度化はすべての労働者の問題だと思い、会社との全面対決を決意した」と訴えた。
 基調提起を行った全逓の星野さんは、「中野での『敵に頭を下げることを拒否した闘い』、全逓銀座でのJPEX強制出向絶対反対の闘いをはじめ、民営化絶対反対の路線的団結を作り出してきた。職場で闘いを開始した労働者を獲得するのはマルクス主義だと確信した。1人の決起が決定的だ。そして数は力だと実感している。職場から闘う労働者の党を作ろう」と訴えた。
 これに続いて福祉労働者連帯ユニオン、一陽会労働組合、日本機械工業労働組合、東京交通労働組合、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会、精研労組、ユニオン東京合同・教育と探求社分会、東京教組、法大闘争を闘う学生などが次々と発言。「職場を変えれば社会は変わる。社会が変われば世界が変わる」(Tさん)、「われわれは100年前に絶滅した日本オオカミの復活だ。資本ののど笛を食いちぎる」(鈴木コンクリート分会)など、迫力に満ちたアピールで会場は熱気に包まれた。
 決死の闘いの渦中にある韓国民主労総サンヨン自動車労組と連帯し、11月労働者集会1万人結集を固く誓い合い、最後に「日逓中野闘争に勝利しよう! 大量解雇を許さない! 非正規職撤廃を勝ち取ろう!」のかけ声で、団結ガンバロー三唱の大音声が鳴り響いた(=写真)。

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