2009年7月23日13:13

大規模鎮圧作戦迫る! 決死抗戦するサンヨン労働者と連帯を!

 双龍(サンヨン)自動車平沢(ピョンテク)工場に本格的に公権力投入されて4日目。今日(23日)午後1時を期して警察特攻隊を前面に出し、大規模警察兵力を投入すると発表された! 現場の緊張は極点に達している。
 サンヨン自動車支部は現場からのブログで世界の労働者に訴えている。「困難な状況にも私たちの同志たちは英雄的に戦っている。蓄積した疲労、食事を取ることもできなくなっており、1日も数十回と続く攻撃にも組合員らは塗装工場に通じる一角を強固に守っている」

 「22日は正門の内側に布陣した警察を100メートル近く追い出した。今は外での強力な連帯闘争が本格的に広がらなければならない。サンヨン車労働者の闘争がすべての労働者の雇用と生存をかけた闘争であることを知らせて、政府の責任を促す強力な連帯闘争を準備しよう! 残された時間は少ない。サンヨン車組合員らの英雄的闘争に応える連帯闘争を組織しよう!」
 午前9時、警察特攻隊がソウルから平沢に向かって出発。平沢工場正門前には御用マスコミ(朝鮮日報、中央日報、東亜日報)らも待機中だ。すでに午前4時30分ころには、警察特攻隊員を乗せたと見られる車両が工場の中に入った。1月に5人の犠牲者を出した龍山撤去民虐殺事件で登場した、警察特攻隊の屋上投入用コンテナも配置されている。昨日までにヘリコプターから大量の催涙液と正体不明の劇薬が散布され、門前に立てられた家族対策委員会のテントも破壊された。加えて昨夜の白兵戦では至近距離からテーザー銃(電気衝撃銃)が発射され、撃たれた労組員が重傷を負うという衝撃的な事態も発生。スト現場でテーザー銃が使用されたことに衝撃が走っている。23日に人権委調査局が現場を訪問すると発表された。
 強力な連帯闘争を!(J)
(動労千葉を支援する会のホームページで動画が見られます)

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