京大キャンパスで道州制・教育の民営化粉砕を宣言
6月5日、京都大学ストライキ実行委員会の主催で、「京都大学の関経連加盟弾劾!道州制粉砕!松本打倒!6・5京大集会」が本部キャンパス時計台前で行われた。京都大学総長松本紘による関西経済連合会への加盟を徹底弾劾し、京大キャンパスから道州制・教育の民営化粉砕の戦闘宣言が発せられた。雨天にもかかわらず集会は圧倒的注目、立ち聞きする学生や教職員も続々現れ、関経連加入を勝手に決め教育・学問を蹂躙する松本総長打倒を掲げたビラが面白いように撒かれた。
法大弾圧に抗議する緊急声明の賛同も集まるなど、キャンパスに渦巻く学生・労働者の怒りが見事なまでに結集した!「松本よ、お前が勝手に進めてきた教育の民営化は全京大生と絶対非和解だ!」「京都大学を道州制推進大学にすることなど断じて認めない!全労働者と団結して葬り去る!」「自治寮への自治破壊を粉砕する!」と松本に怒る京大生が続々発言に立った。さらに、法政大学において教育の民営化・自治破壊に対抗した文化連盟・全学連への暴処法弾圧を満腔の怒りを込めて弾劾し、獄中で闘う仲間の即時奪還を訴えた。大阪市立大の学生も結集し、「ともに橋下打倒・道州制粉砕に立つ、破綻した資本主義に未来はない!」と熱いアジテーションをとどろかせた。
そして松本がいる経営本部(そもそも学問・教育と資本の利潤追求など相容れない!)に向けてデモ! 「道州制粉砕!」「職員首切りをやめろ!」「自治寮への自治破壊をやめろ!」と意気高くシュプレヒコールを上げる。経営本部に着くと完全にロックアウトされ、30人近い弾圧職員がずらりと並んでいる。学生の決起への松本の恐怖が手に取るようだ。「学生から搾り取った学費を使って弾圧するとは何事か!資本が好き勝手に支配する大学などぶっとばす!」「道州制を進める松本体制こそ打ち倒すべきではないのか」と追及すると、職員はうつむくばかり。やはり松本体制に正当性などない! 松本を徹底弾劾し「学生と労働者が団結すれば資本家による支配も粉砕できる! 6・14-6・15連続闘争に向け、団結を固めていこう!」とまとめを行った。道州制をめぐる決戦に京都大学も突入した! すべての京大生、全国300万学生は道州制粉砕・法大暴処法弾圧粉砕で団結しよう! (京大・M)