2009年5月28日11:41

京大で弾圧粉砕緊急集会、松本総長弾劾に決起

 京大から弾圧粉砕の闘いが猛然と始まった! 5月26日、京大では「暴処法弾圧粉砕!緊急集会」を行いました。4・24法大集会の歴史的大勝利におびえた権力は「暴処法」を使って文化連盟・全学連つぶしの弾圧に踏み込んできているが、学生の団結はそんなものをとっくに粉砕している! 京大では沖縄闘争の帰路、関西空港で全学連書記長・冨山小太郎君が不当逮捕されたことへの怒りが沸騰!新入生を先頭に法大闘争に続々決起している!

 昼休みに行われた集会は圧倒的な注目を集め、窓から身を乗り出して聞く学生や、地面に座って聞く学生も現れた。発言に立った京大生は、暴処法を学生の団結で徹底的にぶっとばそうとアピール。4・24集会で不当逮捕され奪還された学生も「教育の民営化阻止を掲げ、学生を指揮・先導したことが罪というのなら、それは俺の誇りだ!」と弾圧粉砕を宣言。さらに、関西経済連合会への参入を決定した京大松本総長体制を弾劾し、道州制粉砕を呼びかける発言がキャンバスに響き渡った。
 集会後は京大の関経連加入についての公開質問状を出しに、総長室のある京都大学本部棟へ。松本総長は5月11日に関経連への加盟を発表した。寝耳に水とはまさにこのことで、学生・教職員の全く知らぬところで松本ら数人が道州制推進を決定したのだ。ふざけるな! 大学は松本の私物ではない!
 公開質問状を提出しに行くと、なんと「特別警戒中」の貼り紙で全てのドアが封鎖! 法政大学の外濠校舎前と全く同じではないか。「質問する学生を排除するとは何事か! これが松本の進める法大化=企業による大学の私物化だ!」と弾劾。当局が一方的にロックアウトしたため、昼休憩から戻ってきた十数人の事務職員すら入れず立ち往生。動員された当局職員も追及を受けてうつ向くばかり。京大松本体制は脆弱だ! 質問状の回答期限は6月4日で、翌日の5日(金)の昼休みは松本打倒・道州制粉砕のキャンパス集会を時計台前で行う。学生の未来を資本に売り渡す松本体制を打倒し、道州制・民営化を粉砕しよう。学生の団結で教育・学問を奪い返そう! 獄中12人とともに、6・14-15に向けて全国学生は闘おう!(京大生O)

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