飯田橋・市ヶ谷駅頭で法大弾圧に怒りの声続々!
法大文化連盟と全学連への大弾圧を弾劾する駅頭街宣が5月18日、法大に近接するJR飯田橋と市ヶ谷駅前で行われた。「監獄大学から教育を取り戻せ!」と叫ぶ学生たちが大量に逮捕されたことを知った学生や多くの通行人がビラを受け取り、その場で「これはひどい。許せない」と署名に応じ、カンパを寄せた。わずか2時間で42筆の署名と1万円近くのカンパが集まった。学生たちの闘いを伝える革共同機関紙『前進』も次々と売れた。17日の高円寺と立川での街宣に続く大反響だ。
5月15日の恩田亮君と倉岡雅美さんへのデッチあげ起訴と再逮捕、織田陽介全学連委員長の再逮捕、文化連盟の斎藤郁真委員長など7人の令状逮捕に続き、16日には沖縄闘争の現場で文化連盟の洞口朋子さんが逮捕され、18日には全学連書記長の冨山小太郎君が沖縄闘争からの帰路、関西空港で令状逮捕された。これで逮捕者は12人になった。その中には法大文化連盟の委員長と副委員長、全学連の委員長・副委員長・書記長が含まれている。まさに文化連盟と全学連に対する、破防法の組織解散条項の発動にも等しい攻撃だ。
今回の弾圧に使われた「暴力行為等処罰法」は、戦前から労働争議弾圧に使われてきた代物で、実行行為にかかわらず「その場に居合わせた」だけで犯人に仕立て上げることを目的にしている。戦後憲法に基づく法体系をも逸脱した、むき出しの治安弾圧法だ。日帝権力は、大恐慌下で強まる〈戦争と改憲・民営化と労組破壊〉攻撃とそのもとでの法政大学の監獄大学化に対する法大生の怒りが、闘う文化連盟と全学連の部隊に大合流を始めた4・24法大解放闘争の圧倒的前進に恐怖して、この大弾圧に踏み込んだのだ。これは、全国の学生のみならず、すべての闘う労働者にかけられた攻撃だ! 絶対に許すな! これへの全社会的な一大反撃を組織し、今こそ麻生政権打倒に打って出よう!
5月20日の裁判員制度粉砕の銀座デモを法大弾圧粉砕と一体の闘いとしてかちとり、5月22日、法大弾圧粉砕総決起集会(18時半、代々木八幡区民会館)にすべての闘う学生と労働者は一人残らず総結集して闘おう!
⇒5・22会場案内