沖縄と本土の青年労働者260人が大合流!
「5・15沖縄闘争からオバマ打倒!麻生打倒!の6・14-15闘争に全国から結集しよう! 闘う労働組合を甦らせ、道州制・米軍再編・改憲・裁判員制度を労働者の力でぶっつぶそう!」。沖縄闘争2日目の19日、琉球新報ホールで「全国青年労働者交流集会inOKINAWA」が沖縄の青年労働者を先頭に260人の大結集でかちとられた。日帝国家権力と労働組合の腐った幹部たちによる5・15沖縄闘争への大反動を打ち破って沖縄-本土の労働者階級が大合流を果たし、国鉄闘争を基軸に道州制粉砕の4大産別決戦勝利へむかって団結をうち固めた。
集会では、全学連からの特別アピールがあり、全参加者が前日の全学連・洞口朋子さんへの不当逮捕に激しい怒りを爆発させ、法大闘争を労働者も一体となって闘い弾圧を必ずや粉砕すると固く誓い合った。さらに大恐慌と戦争の時代に勝利するには、労働組合の体制内勢力をぶっとばすことだと圧倒的に確認された。彼らはオバマを賛美し、あるいは道州制に賛成し闘う労働組合を解体しようとしている。青年集会に先立って開催された沖縄県民大会では、われわれの道州制反対のビラまき・署名活動に体制内指導部は、「道州制に反対するな」と暴力的に襲いかかってきたのだ。
主催者あいさつに立った富田晋さんは、「道州制に反対しなかったら労働者は首をきられる。ふざけるな」と弾劾するとともに、「沖縄でも現場の闘いで保育園の民営化や県立病院の独立行政法人化の道州制攻撃を食い止めている。今の体制内指導部をぶっとばさなかったら道州制を止められない」と訴えた。さらに辺野古闘争でも「体制内派が基地建設阻止の原則なげすて、おばあたちに絶望をふりまいている。闘う労働組合、労働運動を復権しよう。俺たちこそ沖縄反戦闘争の主流派だ」と高らかに宣言した。
基調報告は沖縄の青年労働者だ。今年の5・15闘争を「道州制と米軍再編に勝利するための歴史的闘い」とし、その展望について「国鉄1047名と動労千葉の闘いが改憲・戦争を阻止してきた。動労千葉とともに闘い、闘う労働組合を甦らせ社会を変えよう」と提起した。
特別アピールに立った動労千葉争議団の中村仁さんは「道州制は国鉄分割・民営化攻撃と同じ。団結すれば資本はこわくない。労働組合の幹部は腐っていても現場は腐ってない。絶対に労働運動の主流派になって資本を倒し、労働者の社会をつくろう」と確信に満ちたアピールを行った。全国の青年労働者も次々と発言。ストで闘い職場に団結つくった沖縄の労働者、体制内指導部倒し自ら指導部へと飛躍した医療労働者、「動労千葉のような組合つくる」とストで闘う国鉄労働者、会社解散・全員解雇攻撃に怒りを燃やす民間労働者、日逓・非正規労働者の雇い止めに対して解雇撤回・民営化絶対反対・JP労組幹部打倒を掲げて闘う全逓労働者、道州制決戦を闘う自治体労働者が登壇した。また広島の労働者が8・6-8・9闘争への結集を呼びかけ、6・14集会実行委員会の全逓労働者が6・14-15闘争への決起を呼びかけた。
日本階級闘争に全責任をとりきっていく決意にみなぎった青年労働者交流集会は、体制内指導部にとってかわる新たな階級の指導部を生み出す決定的な集会となった。(KZ)