法大闘争の前進に恐怖した権力が新たな弾圧!
5月15日、日帝権力は4・24法大解放闘争で不当逮捕された6学生のうち、4人を釈放したが、法大文化連盟の恩田亮君と倉岡雅美さんの2人を不当にも起訴し、さらに「暴力行為等処罰法違反」でデッチ上げ再逮捕した。また5月12日に不当逮捕された全学連の織田陽介委員長を同じく「暴処法違反」で再逮捕した。そして15日夜までに文化連盟の斎藤郁真委員長を始め新たに6人の学生を令状により逮捕し、逮捕者のさらなる拡大を狙っている。この大弾圧は、法大闘争の発展に恐怖した日帝・麻生政権が、5・15沖縄闘争、6・14-15連続大闘争を前に、闘いの爆発を必死に阻もうと仕掛けてきた絶望的なあがきだ。断じて許すな! 今こそ労学が一つに団結し、怒りの火の玉となってこの大弾圧を打ち破り、6・14-15へ突撃しよう!
今回の弾圧は実にデタラメな凶暴きわまりないものだ。恩田君と倉岡さんへの起訴は、逮捕時の「公安条例違反」が成り立たないため、「建造物侵入・威力業務妨害」に罪名を急きょ変更するという無茶苦茶なやり方で強行された。また新たにデッチあげられた「暴処法違反」とは、2月19日の大学当局による入構禁止への抗議を口実にしている。当局・権力がやりたい放題の暴力を学生にふるっておきながら、逆に学生を「暴力行為」でデッチあげ逮捕し獄中に放り込む! とりわけ処分粉砕への法大生の怒りの決起に恐怖し、その中心に立つ法大文化連盟をつぶそうと集中的に襲いかかってきているのだ。こんなことが許せるか!
しかもこの「暴力行為等処罰法」なるものは戦前以来、一貫して労働運動への弾圧、労働争議の圧殺に使われてきた代物だ。今回、権力がこれを学生弾圧に発動したことは、法大解放闘争の爆発が全国300万学生のみならず、2000万青年労働者の資本・権力への怒りに火をつけることをみてとり、まさに革命の現実性への恐怖に駆り立てられていることを示している。
今や、革命へ向かって最後の勝利までやむことのない激突が始まった! 獄中の仲間と固く団結し、今始まったこの革命と反革命との一大激突に勝ちぬき、6・14-15連続大闘争の爆発へ真一文字に攻めのぼろう! 完黙・非転向を貫いて15日に奪還された4人の学生は、直ちにその先頭に立つ決意を表明した。全国の闘う労働者、学生、人民はこれに続いて総決起しよう。沖縄闘争をぶちぬき、5月22日、法大弾圧粉砕緊急集会(18時半、代々木八幡区民会館〔クリックすると地図が出ます〕)に総結集して闘おう。(千)