全国学生集会in沖縄、怒りのエネルギーが充満!
5月16日、国際通りのデモを打ち抜いた後、「全国学生総決起集会in沖縄」が開かれた。会場の八汐荘に向かった全学連に機動隊が襲いかかり、法大文化連盟の洞口朋子さんが逮捕状も示されないまま不当逮捕された。まさに拉致そのものだ! 学生集会は弾圧への怒りのエネルギーが充満し、飛び散る集会となった。
洞口さんの逮捕を狙って沖縄入りした警視庁公安どもは、すでに県庁前で洞口さんを現認しながら、その不当逮捕への怒りが大衆的に爆発することを恐れ、デモ隊に手を出すことができなかったのだ。どこまで卑劣なことか! この逮捕に先立ち、すでに速報版で報じた9人に加え、さらに1名の法大生が逮捕されている。逮捕者はこれで11人になった。法大闘争にとことん追い詰められた上での暴挙だ!
「4・24-5・12-15弾圧粉砕! 法大闘争勝利! 6・14-15連続闘争に総決起しよう!」と掲げられた集会の冒頭、基調報告にたった全学連の代表は、不当弾圧を弾劾。「この弾圧に勝利するには、全学連と文化連盟がとことん団結すること、法大生と全国学生が団結することだ。日帝権力は全学連と文連の絶滅を狙っている。4・24法大生1500人集会が敵を恐怖させている。猛然と反撃することが鍵だ。動労千葉が6・14-15労学連帯闘争を呼びかけている。これは、法大闘争に勝利することに全世界の労働者の死活がかかっていると、動労千葉が世界に向かって呼びかけたということだ。法大で勝つのか負けるのか、ここに日本の学生運動の未来が、社会変革の展望や革命の一切が詰まっている」と力を込めた。
冨山全学連書記長が、「3日間の沖縄闘争で組織をつくる、仲間をつくる、団結をつくる!」と断言し、「俺は書記長だ。委員長、副委員長が逮捕されて書記長がぶったたないわけがない」と自らの決意を語った。これはその場にいたみんなの決意でもあった。弾圧は逆に、とてつもない力をもった全学連と文連と法大生と全国300万学生の登場を準備したにすぎないと実感した。今後の闘いが楽しみだ。(M)