弾圧ぶっとばし、関西で5・23狭山集会
石川一雄さん不当逮捕46カ年糾弾!戦争と改憲、民営化と労組破壊粉砕!労働者の団結の力で弾圧はね返し、狭山闘争・住宅闘争に勝利しよう!5・23関西狭山集会が、八尾市桂人権コミュニティーセンターでかちとられた。「弾圧をぶっ飛ばしたぞ!」「石川一雄さんと団結するぞ!」熱気あふれる200人の労学が結集した。この集会は、全国連西郡支部・八尾北医療センター労組・関西労組交流センター三者共催の初めての集会だ。
「国家権力には負けない、何一つ怖いもんはない」と強制執行と闘った森本政二さんを先頭に、法大弾圧と西郡・八尾北弾圧をはね返し勝利感にあふれる顔がそろった。5・12八尾北不当家宅捜索弾劾のビデオが流され、参加者みな画面と一体になって公安三課を弾劾した。また5・22法大弾圧弾劾集会から帰ったばかりの全学連の学生や、高槻医療福祉労組団結速報グループも参加し、弾圧粉砕集会となった。国家暴力を発動する以外ない所に追いつめられた敵の危機を団結拡大で打ち破り、一段と革命情勢が深まったのだ。さらに、2・26でうち固めた階級的団結こそ、石川一雄さんとともに狭山勝利を切り開く主体的力であり、我々こそが狭山責任勢力だと宣言した。
基調報告は八尾北労組委員長の藤木好枝さんが行った。石川一雄さんと狭山闘争は、資本の部落差別による団結破壊・階級分断を打ちやぶり、権力打倒に燃えて屹立している存在だ。戦争と革命の時代だからこそ狭山闘争が決定的勝利の武器となる時だ。我々は、国鉄分割・民営化絶対反対の動労千葉労働運動、職場で資本と非和解に闘って団結する11月集会派として、階級闘争の最深部で74年日比谷11万結集を引き継ぎ寺尾無期攻撃を乗りこえてきた。そしてついに実践的にも、森本さんと西郡支部が「裁判所クソくらえ」の精神で法も弾圧も蹴破って決起し、八尾北労組が賃金奴隷の鉄鎖を引きちぎってストライキを打ち抜いた2・26で階級的団結を生み出したのだ。狭山再審貫徹は権力打倒、革命の要求だ。その鍵は国鉄1047名闘争を先頭にする4大産別決戦にかかっている。6・14~15闘争に総結集しようと呼びかけた。
西郡支部と八尾北労組は、同時開催の東日本解放共闘集会、広島解放共闘集会にも代表を送り、全体に責任をとって闘いぬいた。こうして5・23関西集会は塩川派と旧与田残党によって破壊された関西解放共闘の再建を準備するものとなった。(八尾北医療センター労組員・A)