Zenshin

「第５号の発刊にあたって」より

▼全国の青年労働者のみなさん！　資本家階級を打倒し、労働者階級が社会の、主人公になる時が来ました。世界大恐慌をプロレタリア世界革命へ！　今こそ高らかに宣言しよう。
▼世界大恐慌情勢下、資本家どもは自らつくり出した矛盾をすべて労働者に押しつけ、大量解雇、賃下げと戦争で生き延びようとしています。今年３月までに製造業の非正規労働者100万人のうち40万人が解雇されると言われています。労働者を食わすことができなくなった資本主義はもう終わりだ！
▼29年大恐慌をも超える資本主義の崩壊が始まっています。この間のオバマ政権の米景気対策法もまったくの無力です。総額7870億ドル（約72兆円）、GDP比にして1933年ニューディール政策と同規模の額でさえシティ、AIC、GMなどの巨大資本の破綻は日々深まっています。金融人恐慌が激しく進行しているのです。日本帝国主義も破綻しています。GDP年率12・7％減に「底の見えない恐怖」と日本経団連幹部は震撼しています。麻生政権も総破産、公設第一秘書の逮捕を契機にグラグラの民主党・小沢。支配階級全体の崩壊が大恐慌情勢で始まっているのです。そしてこの「３月危機」に対して、私たちの春闘と一体となった労働者階級の巨人な反乱が始まっています。革命情勢です！
▼まさにこの時、資本家階級を唯一支えているのが、連合・高木であり、４者４団体派、日本共産党、カクマル、塩川一派などすべての体制内勢力なのです。連合本部は　「労使共同宣言」を経団連・御手洗と結び、「雇用確保」を名目に、ワークシェアリングと道州制・民営化を　「労使一丸」となって進めている。公務員360万人を解雇し、民営化で非正規労働者を増やし賃金カットする。「労働者は闘っても勝てない」「救済の対象だ」「会社あっての労働者」と、革命を圧殺し労働組合解体に全力をあげる連中です。
革命勝利の道筋は、この体制内勢力を打倒することにかかっています。私たちは、マル青労同５回大会で「労働組合を蘇らせ、世界大恐慌情勢を革命に転化しよう」のスローガンを確立しました。労働組合は資本と闘う武器です。現場労働者のものです。資本家階級にとって代わり社会を転覆する準備手段でもあります。ランク＆ファイル運動で、労働組合を体制内勢力から奪い返そう！
▼今や体制内勢力との闘いは全世界共通です。オバマを唯一支えているのもUAW（全米自動車労組）の体制内労組幹部などです。０８年11・２労働者集会では、大恐慌に立ち向かう国際的陣形が形成されました。世界革命の環を私たちが握りしめているのです。
▼第２次国鉄決戦を軸に、「労使共同宣言」を粉砕し、道州制・民営化反対で「生きさせろ！」ゼネストへ突き進もう！「労使共同宣言」粉砕を掲げ、動労千葉ストライキを先頭に春闘が闘い取られています。全国の１～３月の激闘が「生きさせろ！」　ゼネストの先端を切り開いています。党派闘争を徹底的に推し進め、マル青労同１０００人建設を実現し、闘う労働組合を蘇らせよう！

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