2009年3月15日09:54

海自ソマリア出兵弾劾!呉現地闘争やりぬいたぞ

 

 3月14日、日帝の海外派兵の決定的エスカレーションである海上自衛隊のソマリア沖派兵に対して、反戦共同行動委員会は100人が結集して呉現地闘争を闘った。派遣部隊が出発する海上自衛隊呉基地近くの岸壁(潜水艦桟橋)に、朝から続々と労働者学生が結集し、基地に向かって繰り返し弾劾演説とシュプレヒコールをたたきつけた。

 

 首相麻生と防衛相・浜田が参加して正午頃から出航行事が行われた。距離は少し離れていたが艦上に式典参加者の姿も見えた。労働者学生は次々とマイクを握り、スピーカーをいくつも並べて、怒りの弾劾とシュプレヒコールを浴びせ続けた。自衛隊兵士には「出兵を拒否して労働者とともに立ち上がろう」「ストライキで闘おう」と呼びかけた。呼びかけは自衛隊兵士にきっと届いただろう。岸壁での闘いは、「さみだれ」「さざなみ」がソマリアに向け出航した午後2時過ぎまで続けられた。
 その後、労働者学生はデモに出発、呉地方総監部や海自呉教育隊の基地沿いに呉駅前までデモ行進した。途中、警察は労働者学生と自衛隊兵士の合流・交歓を恐れて、機動隊による3重規制など不当な弾圧を加えてきたが、これをうち破って戦闘的なデモをかちとった。基地のまち呉に、反戦と「労働運動の力で革命を」の声がとどろいた。デモ参加者は勝利感をもって「次は明日の3・15デモ、そして3・20渋谷デモだ」と誓い合った。(N)

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