JR秋田支社前で不当解雇撤回!JRに戻せ!の門前闘争
3月4日の朝、国労秋田闘争団の小玉忠憲さんと家族、秋田労働組合交流センター(準)の仲間は、小玉さんの原職場があるJR秋田地区総合事務所に対して、国鉄分割・民営化絶対反対! 1047名解雇撤回の門前闘争に断固として決起した。4者4団体による政治解決路線のもと、国労秋田地方本部が一切の闘いを放棄した中で、当該を先頭に新たな1047名闘争の爆発へ火ぶたを切った。門前には2月に派遣切りされた青年労働者も元気いっぱいに結集し、国鉄闘争勝利のために団結して決起した。
「私は、国鉄の分割・民営化に徹底反対して闘い抜き不当にも解雇された。しかし、22年間闘って勝利しぬき今ここに立っている。信濃川発電所水泥棒事件のように、こんなことをしなければ成り立たないJR東日本の姿こそ民営化のなれの果てだ。3月ダイヤ改悪を前に、動労千葉は怒りも新たに第1波春闘ストライキに打って出ようとしている。資本主義が大恐慌に突入し、社会には怒りが満ちあふれているではないか。今がチャンスだ。職場生産点から思いきり闘いを巻き起こそう! こんな腐りきったJR体制を打倒し、解雇撤回闘争に勝利するまでトコトン闘い抜く!」という小玉さんのマイクの訴えがJR職場を直撃した。笑顔でチラシを受け取る仲間もいれば、緊張して受け取りを拒否する管理職など、効果は絶大だ。JR東日本に最高裁で勝利した中村さんからの寄贈による「国労秋田闘争団」の真っ赤なノボリ旗が門前にはためいた。怒りのアジテ-ションにJR当局も激突をおそれて窓陰から伺うだけで、外にも出てこれず縮こまっているのみだ。東労組、東日本ユニオン、そして小玉さんの原職場の同僚である国労の組合員も、元気をもらってうれしそうにチラシを受け取って挨拶して職場に入っていった。大勝利だ!
末期的な麻生政権に土下座し、「秘書逮捕事件」で暴露された汚い金まみれの小沢民主党にすがりつき、国鉄1047名闘争を売り渡そうとする4者4団体路線は絶対に許せない! 団結した労働者の力で国労秋田地本執行部=日共・革同の裏切り路線を徹底粉砕することが、国鉄闘争に勝利する唯一の道だ。あらゆる体制内派をぶっ飛ばし、22年間の分断を乗り越えて被解雇者・JRの労働者・地域の労働者の団結を作る、その闘いが門前闘争だ!
今回の行動は、秋田労組交流センター(準)の団結の力で闘いとられた。小玉さんを初めとする国鉄1047名解雇撤回闘争の勝利は、階級闘争の最先端であり、道州制決戦に勝利する最大の武器だ。我々は秋田において動労千葉型労働運動を必ず作り出し、道州制粉砕決戦の先頭に立つ。 今回の闘いを引き継ぎ、09春闘勝利! 生きさせろゼネストへ! 3・15ワーカーズアクションin秋田を圧倒的に打ち抜く決意だ!(秋田・K)