WAinふくしま、「生きさせろ!」の決起呼びかけ
3月15日、ソマリア沖への侵略出兵弾劾! 動労千葉の17~19日ストライキに続こう! 道州制攻撃粉砕と3・20渋谷5000人決起を訴える午前11時からの福島駅前街宣で、「ワーカーズアクションinふくしま」は開始しました。ふくしま合同労組の「団結」と白抜きされた組合旗がたなびくほどの風の強い日和ながら、「3・20渋谷デモへ!」を呼びかける黄色いチラシは1時間で約400人近い人に手渡されました。
全国第3位の派遣切りに加え、あいつぐ工場の閉鎖と内定取り消しなど、労働者家族の急激な意識の変化、闘いへの共感と期待が、チラシを受け取る姿勢からもいつになくものすごく強く感じられました。
13時から市民会館で決起集会。国労の仲間からは、外注化攻撃に対する反転攻勢の闘いに立つ決意表明。郵政労働者の仲間からは、交通事故を口実にしたつぶし攻撃=自主退職強要攻撃粉砕の勝利報告と、本人同意なき配転をJP労組中央が許したJPエクスプレス子会社出向攻撃粉砕の闘いのもつ位置の大きさを提起。さらに、3月からの5%賃金カット攻撃を団結形成のチャンスとして闘っていくという運輸労働者の職場報告。精神病者を食い物にする経営方針を打ち出した経営者に対する福祉労働者の怒り。職場ではミスの連続だという福祉労働者からは、ひとえに要因不足が原因との怒り。現場はすでに道州制攻撃そのもの、早急に足下から団結をつくりだして決戦を見据えるという自治労の仲間の決意が、次々と語られました。「闘っても無駄、勝てやしない」という絶望や敗北主義を組織してきた旧来の既成労働運動と決別し、動労千葉派として展望を組織していく、職場に団結を作り出し、職場支配権を握り、この腐りきった資本主義をひっくり返すための労働運動を展開していこうとする、それぞれの心意気が会場全体に溢れました。
その息吹を引き継いで、駅前まで「生きさせろ!」の垂れ幕を先頭に、初参加の高校生を交えてデモを打ち抜きました。20日までの1週間、組織化に全力をあげるぞ!(ふくしま合同労組・S)