1~2月の闘いをひっさげ、3・15宮城で集会・デモ
3月15日、宮城の労働者・学生50名は、1~2月の闘いをひっさげ、「ワーカーズアクションinみやぎ」に集まった。東北石けん労組の青年が司会を行い、「現在は革命情勢だ。今こそ労働者が立ち上がるときだ」と集会開始を宣言した。基調報告には被解雇者の自治体労働者が立ち、「今日の闘いは3・20渋谷デモへの総決起集会だ。われわれは資本・体制内御用幹部との激しいやりあいの中で、労働者と資本は倒すか倒されるかの関係であり、『奪われたすべてを奪い返せ』と労働者の誇りを取り戻し、団結を深めてきた」と総括。「動労千葉ストライキに連帯し、労働組合を甦らせる闘いに立とう」とアピールした。
各発言では、闘いでつかんだ自信にあふれた顔が並んだ。「卒業式では、体育館から締め出されながらも、職場の仲間とぶつかり、団結をつくるため闘ってきた」(教育労働者)。「生産性向上運動の組合幹部と闘っている。解雇撤回、戦争協力拒否など、労働者が曲げられないものは曲げられない」(全逓労働者)。「御用二組に行こうか動揺している仲間に、革命をやろうと訴えて獲得した」(自治体労働者)。「闘いの中に革命の現実性を見た。資本と闘い、われわれは勝利してきた。JAMと闘い、職場支配権をとっていく」(全金本山労組・長谷武志副委員長)。さらに革命やるため闘うとの訴えが続いた。最後に東北大の学生が「4者4団体の政治和解が破産した。革命のチャンスが来た。労働者は団結して闘おう」と檄を発した。
集会後、日曜の買い物通りを、圧倒的なデモに出た。集会会場の隣で行われていた反貧困ネットの集まりに来ていた多くの労働者もデモに合流した。デモは解雇への怒り、資本・体制内労働運動の労働者支配への怒り、資本主義を倒したいという思いが一つになり、道行く労働者と交流・交歓が交わされた。(みやぎ労組交流センター・M)