団結の力で機動隊蹴散らし、横浜西口を解放区にしたぞ!
2月21日、神奈川労組交流センターは、道州制粉砕! 国鉄1047名闘争勝利! 「生きさせろ!」ゼネスト神奈川集会・デモを打ち抜いた! 2日前の19日には県庁前で、県職員への賃金カット攻撃、そして道州制に絶対反対の年休ストライキ・座りこみ行動を断固闘い抜いたが、21日の集会は19日の闘争の熱気そのままの雰囲気で、全県から75名の結集で打ち抜いた。
集会は、司会の青年労働者の職場報告から始まった。大恐慌情勢下で倒産攻撃がかけられているが、職場の雰囲気は変わってきている、今後闘いを組織したい、と決意がのべられた。
全逓労働者からの力強い基調報告に続いて、特別報告として役員選挙真っ只中の三浦半島教組の仲間が大挙して登場し、「闘う我々が三教組の指導部だ!絶対に権力を取るぞ!」と力強いアピール。集会は一気に盛り上がった。さらに国鉄闘争を闘う仲間から「先ほどの教育労働者の発言に胸が熱くなった」と連帯の意を表した上で、「解雇撤回を絶対おろさず闘い続ける!」と強い決意がのべられ、会場は万雷の拍手で埋め尽くされた。
職場闘争の報告では、自治労の仲間から、「2・19を闘い抜いた地平で自治体職場でゼネストを組織していく」との発言。さらに、医療福祉、民間、合同労組の仲間の発言、そして婦人民主クラブ全国協から連帯のあいさつがあった。最後に、2・19年休ストで先頭に立って闘った教育労働者がまとめと行動提起を宣言し、団結ガンバローで締めくくった。
「資本主義は終わりだ」「労働者が団結して闘えば勝てる」「交流センターの闘いが全労働者を獲得できる」という確信、そして「体制内派や当局を実力行動でぶっ飛ばす!」という迫力。これらが感じられた集会だった。
集会後は、神奈川で一番人通りの多い横浜駅西口を目指して進撃するデモだ。許し難いことに当局は、事前の申請に際してデモコースを変更させるという弾圧をかけてきた。人通りの多い駅前近辺は、地上を通さず地下街を通れというものだ。ふざけるな!
しかしデモ隊は団結を固めて、断固デモに出発した。地下街に入るところで『ゼッケンを取れ』などの弾圧もあったが、これをはねのけ地下街を堂々と進撃。誰からともなく声が上がってくる。「NO WAR」「STOP THE WAR」「団結すれば勝てるんだ!」「戦争反対!」。警察権力の『示威行為は禁止だ』の弾圧も無視してどんどん声が広がっていく。暴力的にやめさせようとする警察権力をけちらし、デモ隊は地下街をも解放区にした。団結の勝利だ。地上に上がると今度はジュラルミンの盾を持ち出してさらなる暴力的弾圧。絶対許せない。しかしこの弾圧で、デモ隊の団結はさらに強化。飛び入りや、沿道やビルの中から手を振る人もいる中、圧倒的にデモを貫徹し、デモ隊は勝利感で満たされた。
2・21集会・デモは、動労千葉派に対する大反動をうち破って勝ち取った2・16労働者総決起集会、体制内打倒と道州制決戦を宣言した2・19年休ストライキと一体で勝ち取り、動労千葉派として闘う労組交流センターの団結を固め、「われわれこそが神奈川の労働運動の主流派だ」と宣言を発した決定的な行動であった。神奈川労組交流センターはこの勝利の地平で大恐慌情勢に真正面から立ち向かい、全国の闘う仲間とともに、春闘「生きさせろ!」ゼネストを切り開き、3・20大結集をつくりだす決意だ。(神奈川労組交流センター I)