「御手洗許すな、ぶっ倒せ!」経団連へ第3波デモ
日本経団連への第3波デモが2月12日、380人の結集で闘われた。デモの標的は鮮明だ。御手洗・経団連会長だ。偽装請負・派遣切りの上に30億円もの裏金・脱税! 搾取と解雇の裏側で私腹を肥やす御手洗の首をとる!! 経団連会館前では「御手洗倒せ」「脱税やって株買うな」のシュプレヒコール。建物はほとんど消灯している。だが実はかなりの人数がブラインドの隙間から恐る恐るのぞいているのだ。労働者の怒りを思い知れ!
デモに先立つ集会で、最初の発言は東京労組交流センターの小泉義秀さん。「経団連と連合の労使共同宣言から正社員の首切りが始まった。連合がお墨付きを与えている。動労千葉と国鉄1047名解雇撤回闘争を先頭に、腐った体制内労働運動を打倒しよう」。全逓の青年労働者は、麻生の「郵政民営化に反対だった」発言に抑えきれない怒りを爆発させた。「民営化してかんぽの宿を1000円で売却した。ふざけるな! 連合が労働者の首を切って資本主義を守っている。組合本部派を打倒する」。自治体労働者は労使共同宣言を推進した自治労中央を弾劾した。「橋下知事打倒・道州制粉砕の3・6の大阪府庁前行動を全国の自治体労働者の蜂起で闘う」。全学連の織田陽介委員長が火を吐くアジテーション。「経団連・御手洗への怒りを爆発させてデモをやろう。労働組合をよみがえらせ、すべてを奪い返そう。これが春闘スト方針だ」。動労千葉の後藤俊哉執行委員が「4者4団体をぶっ飛ばし、2・16集会を。春闘でストやろう」と檄を飛ばした。その後、デモに出発した。(き)
次回の第4波経団連デモは2月26日6時30分、神田公園に集合。