苫小牧で「生きさせろ!」ゼネストへ街宣
2月1日、私たち北海道労組交流センターは苫小牧市のJR駅前で、「生きさせろ!」ゼネストを実現しようと訴える街頭宣伝を行いました。マイクを握った一人の青年労働者は「私は障害者でもありますが、労働者は労働者、団結しよう」と呼びかけました。北海道内で唯一、自動車産業が集中するこの地域では派遣労働者の解雇が相次ぎ、苫小牧市内だけで3月末までに500人以上が解雇されようとしています。
この日は日中も氷点下の気温で時々吹雪になる悪天候でしたが、通行する人たちの大半がビラを受け取ってくれました。「こんな天気でもやっているの」と驚く人、「寒いけど頑張って」と激励してくれる人も多数いました。
地元の労組交流センターは、昨年12月以来、獄中で闘っている学生の仲間ことや、この寒空にも関わらず派遣を打ち切られる労働者のことを思い、室蘭・苫小牧で保釈金カンパを呼びかける街頭宣伝を重ねてきています。冬場には地上を通行する人は極端に減りますが、獄中で闘った学生たちの思いに肉薄して真剣に訴えれば、必ずや労働者・学生の心に響き、派遣労働者をはじめとした団結の拡大につながっていくと確信して、これからも街頭に立ち続ける決意です。(北海道 J・S)