2009年1月24日13:43

東海合同労組分会が第2波ストに決起!

 東海合同労組SK分会は、1月16日、団交に応じることを求めて第2波の昼休み45分間ストライキに突入!昼休み前に宣伝カーで会社周辺の労働者にアピールし、ストライキに決起した分会長と合流しました。
 昨年11月、組合員の年休取得や個人ビラ配布から闘争は始まりました。一人分会を背負ってきた分会長に対し、休み明けに、会社は突然格下げ的な裏方仕事へ配置転換してきました。「おまえは仕事ができない」「会社が働きぶりを認めるまで戻さない」など嫌がらせと分断を狙ったものです。

 最初は本人が「元の機械を奪うな!」と要求したのですが、「機械は会社のものだ」「不当な配転ではなく、適材適所」など居直り続けています。3回目の団体交渉が決裂した翌日、不当な配置転換の撤回を求めて第1波半日ストライキを行いました。会社との攻防が続く中、仕事始めの1月5日、社長自ら「録音機の構内での使用を禁止する」と命令をしてきました。格下げ扱いを続けるなかで「そんなこともできんのか!」「そこに立ってろ!」「組合とは連絡とるな!」など威圧を加えてきており、処分の口実をつくるための攻撃です。これに対して16日、第2波ストをたたきつけたのです。
 「派遣切りをするような資本主義に労働者の怒りは溢れている。森精機の中でストライキが始まったが、東海の工場地帯でもストライキが広がることが労働者の希望だ」と会社朝礼でスピーチした分会長は、今、仲間のなかにもう一度入っていこうとしています。「会社あっての労働者」「労働組合になにがで
きる」という同僚の注目しつつも一歩引いた対応と格闘しながら、工場内にストライキをやる仲間をつくりだすことが「生きさせろ!」ゼネストにつながる闘いです。
 東海合同労組SK分会のストライキは、「派遣切り」など解雇・賃下げ・リストラ攻撃と闘う全国の労働者の「09春闘生きさせろ!ゼネスト」決起と一体の闘いです。3・15ワーカーズアクション東海から名古屋駅前トヨタビルへのデモが呼びかけられています。トヨタ職場からのストライキ決起をつくり
出しながら東海合同労組は総決起します。(東海合同労組 S/K)

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