飛び入り参加者交え千葉で第一波津田沼デモ
千葉・習志野で1月18日、「生きさせろ! 第一波津田沼デモ」を掲げた、千葉春闘団結集会実行委員会主催の集会とデモが行われた。今春「生きさせろ!」ゼネストに向かっての、千葉県下における本格的な闘いのスタートだ。京成線・新津田沼駅近くの津田沼第1公園に千葉で闘う労働者40人が結集した。直前の街宣で知り合った4人の中学生グループも飛び入りで参加だ。
すぐ隣のスーパーの前では20人ほどの住民が集会を注視している。その人たちに向かい司会のちば合同労組の青年労働者が開口一番、「皆さん、もう資本主義は終わりです。労働者の団結でぶっ倒しましょう! 一緒にデモをやりましょう!」と元気良く呼びかける。最初に動労千葉を支援する会の山本事務局長からの発言。続いて三里塚現闘本部、医療労働者の発言と続く。最後に発言したワーカーズアクション実行委員会の青年がとりわけ大きな声で「1・29経団連デモに立ちあがろう」と訴える。
デモ出発。新津田沼駅前とJR津田沼駅前を結ぶ繁華街を2往復するコースだ。沿道を歩く人の注目がすごい。若い女性がケータイで何度もデモ隊を撮影する。年輩の女性が「私もデモに参加したいんですが、これから仕事なので。頑張って下さい」と話しかけてくる。中学生もボードを掲げて一緒に大声でコールを叫ぶ。JR津田沼駅前ではロータリーを一周。ここでもバス待ちの人たちが振り返る。笑顔で注目する人が多い。デモ後の参加者全員の表情も明るい。「今日一日闘って良かった」。
集会・デモに先立ち、新津田沼駅前で、20人を超える参加で街頭宣伝を行った。のぼりや旗を林立させ、ハンドマイクで「派遣切りを許すな」「労働者は団結して闘おう」と訴えた。反響が大きい。「自分も派遣切りされた」と怒りを表明する労働者、「高校生の就職口をなくさないで欲しい」と訴える女子高生――街頭は怒りであふれている。職場で街頭で労働者の怒りを解き放ち、「生きさせろ!」ゼネストに向かって突き進もう!(HA)