「麻生なんか地獄行きだ!」派遣村の労働者も闘いに決起
昨6日に引き続き福祉労働者連帯ユニオンは、練馬区にある「派遣村」で労働相談を行った。
この日は1・8経団連打倒デモに向かって、「派遣村」から最寄りの駅まで無届けデモをし、街頭宣伝に立った。デモでは「麻生なんかゴミ箱行きだ」とコールをすれば、「地獄行きだ」と返してくる。「派遣村」の青年労働者も決起し、自らマイクを握り「住まわせろ」と訴え、署名も集めた。
街頭の反応も熱い。「他人事ではない」「経団連は本当に許せない」とどんどん署名に応じていく。品川駅前の京品ホテルで自主営業する労働組合の現場労働者も通り、エールを交換。「派遣村」から経団連デモに参加するための交通費として、闘争支援カンパを求めると、小1時間で2万5000円が集まった。
「派遣村」内は、貧困ビジネスに群がる資本の出入りも始まっている。白塗り靖国のマークの車で乗り付け「住み込みで働ける」と触れ込む怪しげな求人募集。住居の紹介も区内はなく、東京近郊ばかりだ。「派遣村」の団結をとにかく12日をもって解体し、一時しのぎでやりすごそうとする政府。どこまでいっても労働者を搾取する資本主義を打倒する以外に労働者の生きていく道はない。
1・8経団連打倒デモで労働者の怒りをたたきつけよう!(KZ)