ガザ空爆に世界各地で抗議のデモ。日本でも1・3渋谷へ!
イスラエルによるガザ空爆・パレスチナ人民大虐殺に、全世界で怒りの抗議行動が始まっている。12月30日にはサンフランシスコで1万人がイスラエル領事館付近で集会とデモを行った(写真上)。ロサンゼルスやワシントンのホワイトハウス前では5000人が抗議行動に立ち、ニューヨークでも数千人がデモに決起した。このほか、全米各地でガザ空爆抗議の全国統一行動が闘われた。
ロンドンでは12月28日、イスラエル大使館前に1000人のデモ隊が押しかけ、大使館に抗議の投石を行い、付近一帯を封鎖する闘いを展開した(写真下)。警察は厳重な警備体制をしき、28、29の両日で17人を逮捕したが、デモ隊は断固たる抗議行動を貫徹した。このほか、全世界で闘いが起きている。
全国労組交流センターは、闘うパレスチナ人民、世界の労働者階級人民と連帯し、1月3日、渋谷で「派遣切り許すな! 経団連打倒! イスラエルのガザ無差別空爆弾劾!」のデモを呼びかけています。ハチ公前での街宣後、午後4時に宮下公園に集合です。組合旗などを持参してかけつけよう!
ガザ空爆への抗議行動は、イギリスではロンドン以外でも28~29日にエジンバラ、シェフィールド、リーズ、ブリストルなどで闘われ、30日にはバーミンガムで700人が抗議の声をあげた。ドイツのベルリンでは30日、パレスチナ人とアラブ人数百人がイスラエル抗議の集会とデモを行った。怒りのデモはフランスのパリでも激しく闘われた。オーストラリアではメルボルンで3000人、シドニーで数千人が抗議デモに立ち上がった。12月31日にはギリシャのアテネとテッサロニキでイスラエル抗議・ガザ連帯の集会とデモが闘われた(写真上)。
さらに中東諸国は軒並み、怒りのるつぼと化した。エジプトでは数十の都市で約5万人が抗議行動に立ち上がった。エジプト南部のアシュート市では8000人が、地中海に面したアレキサンドリア市では4000人がデモに参加した。カイロ大学では8000人が集会を行い抗議デモにうってでた。イエメンの首都サヌアでは、数万人が運動競技場に集まり、抗議集会とデモを行った。ヨルダンでも数千人の抗議集会とデモ(写真下)。レバノンでも数千人が抗議行動。バーレーンでは、デモ禁止措置を粉砕して数百人の抗議デモが闘われた。モロッコでは3000人がデモ。このほか、トルコ、パキスタン、キプロス、クウェート、イラン、スーダンなどの諸国で闘いが爆発した。
決定的なのは、イスラエル国内でも空爆に怒り、ガザの人民に連帯する闘いが爆発したことだ。12月28日、ガザへの空爆に抗議して、アラブ系イスラエル人がイスラエル全土でゼネストに決起した! イスラエルの労働者階級のこの決起は、米帝とイスラエル政府を恐怖のどん底に叩き込んでいる。労働者階級の国際的に団結した闘いこそが戦争を止め、世界を変える唯一の力だ。日本の労働者は今こそその先頭に立って立ち上がろう!