法大5・28「暴行」デッチあげ弾圧、新井君、中島君を保釈奪還
ついに12月26日、法大5・28「暴行」デッチあげ弾圧裁判被告の新井拓君、中島宏明君の保釈をかちとった! 12月26日は、官庁の仕事納めの日。年内保釈を決められるかどうかの最後のチャンスとなったこの日、全学連と法大弾圧救援会は終日、東京地裁と東京拘置所で「仲間をただちに保釈しろ!」と訴えて闘いぬいた。
午前10時から、5・28「暴行」デッチあげ弾圧裁判の第8回公判が行われた。公判後、午後1時過ぎに東京地裁が新井君、中島君の保釈を決定。しかし検察が、新井君についてだけ保釈決定の取り消しを求めて東京高裁に抗告したのだ。新井君が、07年4・27弾圧に続く2回目の起訴であることだけを理由として、さらなる長期勾留を狙ったのだ。
午後6時過ぎに中島君は保釈をかちとったが、新井君については保釈が最終確定しないままに時間が過ぎた。
しかしついに午後11時半過ぎ、東京高裁が検察の抗告を棄却。新井君の保釈が最終確定した。そして新井君は深夜1時、堂々と拘置所から出獄をかちとった!!
他方、7・24弾圧被告の内田晶理君については、東京地裁刑事第21部・半田裁判長が12月25日に保釈請求を却下。ただちに弁護士が抗告し、26日夜までぎりぎりの攻防が続いたが、26日19時過ぎ、東京高裁が弁護士の抗告を棄却、年内の保釈は実現できなかった。
内田君が07年10・17弾圧に続く2回目の起訴であることを理由とした保釈棄却である。「建造物侵入の常習」と言うのだ。ふざけるな! 法大キャンパスで学生にビラをまき、訴えることが「建造物侵入」ということ自身が、あまりにデタラメな弾圧ではないか! それを「常習」と言いなしてさらに勾留を続けることなど、どうして許せるか!
内田君は、法大弾圧19被告のうちただ一人、東京拘置所で年末年始を過ごすことになった。東京地裁・半田裁判長に抗議を! 不屈に闘う内田君と団結して、年末年始、そして09年を闘いぬこう!