4人への処分を粉砕するぞ! 第11波法大デモ貫徹
法大文化連盟と全学連を始めとする闘う学生が12月19日昼、「処分絶対粉砕!」の第11波法大包囲デモに立ち上がった。法大当局は、卑劣にも学生の少ない年末の時期を狙って、法大弾圧に抗議する4人の法大生に処分を下そうとしている。この日も、4人のうちの一人、洞口朋子さんの処分を狙う経済学部の教授会があった。だが、処分のための呼び出しはもちろん拒否だ。処分阻止した先週の第10波デモの高揚を引き継ぎ、即座に集会・デモで反撃した。
法大当局はまたもや正門と外濠校舎の出入り口を封鎖。キャンパス中央へ通じる扉には鍵がかけられ、集会妨害に必死だ。しかし文連はキャンパスにのぼり旗を掲げ敢然と登場。肉声を張り上げ処分粉砕を訴えた。学生も続々と結集してくる。当局は止めることもできない。集会は見事に貫徹された。その後、法大正門前からデモに出発。「4人への処分を粉砕するぞ!」「ストやって法大を解放するぞ!」とシュプレヒコールをあげて戦闘的にデモを打ち抜いた。
行動の最後に洞口さんが「この法大の現実こそ新自由主義が破綻した姿そのものだ。キャンパスのあり方そのものをひっくり返す。絶対に学生は立ち上がる」と力強くアピール。来週冒頭にはまたもや倉岡雅美さん(人間環境学部)への呼び出しが画策されている。これに対して文連副委員長の恩田亮君は「来週も気合い入れていくぞ!」と戦闘宣言を発し、第11波デモをしめくくった。学生に未来を示すことができない大学は資本主義もろともぶっとばす以外にない! 「処分阻止」で団結し、「生きさせろ!」ゼネストへ突き進もう!